キショウブ（黄菖蒲）

片方では、水辺を飾るきれいな花…だし
片方では、生態系に悪影響を与えるから、駆除対象になっている。
植物にしても動物にしても
それぞれの見方や考え方、感じ方で真逆に置かれるものも多い。
有害・無害の区別も、価値判断の多様性…などと言う
訳の分からない理屈が登場して以来、訳が分からなくなっている。
田畑が少なくなって殺風景になってしまったため池や灌漑用水路に
いつの間にか植えられ始めて増え続けている。
公園の何もなくなった池などにもいつの間にか咲いている。
一時期のオオキンケイギクが造成地の法面対策に使われた頃の愚策に似ているのだけれど
何とか図鑑…などと気取って花画像を撮り歩く人には必要な花だろうか。。






▲　花を上から見ると、外花被片とめしべが目立つ。▼





▲　横から見ても、どれが内花被片？と探すことになる。▼



▲　極端に内花被片は小さいから、めしべが大きく目立つ。
その裏側におしべが隠されている。▼











キショウブ（黄菖蒲）アヤメ科アヤメ属 Iris pseudacorus
（2022.05.08　林崎町）
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