万両、千両は、そのままの名前。
ところが、カラタチバナに百両、ヤブコウジに十両、
挙げ句(?)、このアリドオシに一両などと付けるからややこしい。
時には、このアリドオシがアカネ科で、ヤブコウジの仲間じゃないからと、
ツルコウジに一両と付ける説も出てきたり、
センリョウは、ヤブコウジの仲間ではなく単独でセンリョウ属…なんて反論も出てきたり。
そんな植物学者気取りの理屈は要らない。
もともと「千両、万両、有り通し」の語呂合わせ、
軽いノリで登場したアリドオシ。
縁起物の仲間には、この果実が必要だろうと思うし。
入り口で貰った、園長直筆(?)のきまぐれ園だよりに書かれている名前を見ながら、
『なんでなん?、ヤブコウジよりこっちの方がぎょうさん実ぃついとるやん!!?』
のお言葉の方が面白い。
そのお言葉を一緒に笑い飛ばして正月の京都散策を続ける。
(2008.01.09 京都)
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「カラタチバナ」にリンクしてみましたら「あら~ひょっとして今日撮ってきた赤い実かな?
そして「テイカカズラ」の種髪(恥ずかしいですがこの言葉は初めてです)も・・
まったくの素人で判断できませんがまた整理して載せてみたいと思います。
綴った文章がちょっと言葉足らずのようで、少し誤解があるようですので、補足。
現在も継続されているのですが 、当時の松谷園長(現在は名誉園長職)が、月に数度園内の見所を手書きされたものが配られていました。
その中に、マンリョウ、センリョウから、アリドオシまでの解説があったのですが、
それをお持ちになって園内を歩かれていたお二人連れが、
ヤブコウジの果実とアリドオシの果実の数がかなり違っていたので、このように仰ったのです。
真意は、十両のヤブコウジより一両のアリドオシの方が数が多い、なんでなん??と言うことだったのです。
もちろん、軽いノリで話されたので私も、カラタチバナもあんまり多くないよ…と。
真剣に議論することよりこんな場合は、初笑い…ですね。
寒い京都ですが、いつも愉快な方たちに出会えます。
ご丁寧な説明、とてもよくわかりました。
ありがとうございました。
出会いって楽しいですね♪
冬の京都には、何度か出掛けましたが底冷えはやはり厳しくて、
温室でしばし休憩して…が楽しみでした。
厳しい冷え込みの朝は、「シモバシラ」と何度か聞かされてはいるのですが、
二時間はかかるのでどうしても9時に京都はちと厳しいので一度も見ていません。
冬は、梅の頃に「ウンナンロウバイ」を楽しみに出掛けることにしています。