東門にあるユリノキ、去年まで知らなかった木。
その樹下には落ちた果実柄の断片がびっしりと石畳の間を埋めている。
(2019.02.03 須磨離宮公園)
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(2019.01.07 須磨離宮公園)
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そろそろ冬芽、そう思いながら見慣れた樹を見ている。
見慣れているけれど樹高があるユリノキ。
それでも一本だけ枝が横に広がっておあつらえ向きの樹がある。
今年もその樹の低い枝の冬芽を撮る。
ユリノキ(百合の木)モクレン科ユリノキ属 Liriodendron tulipifera
(2018.12.17 明石公園)
学名のリリオデンドロンは「ユリの木」の意味だけれど
チュリピフェラから、英名は英名チューリップ・ツリー(Tulip tree)
花が咲いているのを見るとやはりチューリップ・ツリーの方が似合うだろう。
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▲ 冬芽から芽生えの頃。
▲ 大きく膨らんでいるのが花芽、両側にはっきりとした葉柄を持つ葉が伸び始めている。
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今年のユリノキ 須磨のユリノキ 冬のユリノキ 秋の頃
どう見てもチューリップ・ツリーの方が相応しいですね。
見させていただいて…こんなにも見どころがいっぱいだったとは
もっとはやかったら色々素敵な場面に逢えたのかな~と思いました。
とても大きな樹ばかりで行った時は枝が切り落とされた後でした。
次ははやめに見に行ってみたいです。
それでも構わない場所では10㍍以上に伸びて、遙か樹上にチューリップ。
それでも花が咲くことを知らなければ見ることの無い花になっているのでしょうね。
だから伸びすぎで困る場所では毎年、切り詰められている。
それでもばっさりと主幹がやられなければかなり枝が広がって
意外な近さで花を見ることも出来ます。
そんな木が近くにあれば良いですけれど。