HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

番外 明石公園周辺

2022-04-07 | 番外編 風景など

石垣だけが景観重視の目的で見渡せるようになって
何年もの間生長し続けて来た樹木は惜しげも無く伐採された。
石垣保全の為の重機では無く、伐採の為の機材がこちらも方々に停まっている。
それでも大方の印象は、明るい公園になって良かった…なのだそうだ。
鬱蒼とした森では、何かが潜んでいて気味が悪い…。
本来の森とは違って作り物だとはわかっていても長い年月で自然に出来た自然。
人工物の城跡を、隅櫓を繋いでいる石垣を見える目的で伐採された木が
元に戻ることはあるまい。
他にやる事は無いのだろうかと、昔の散歩道を知る老人は嘆いている。

▼ 現在の外堀は、城郭のあった当時は内堀にあたる。▼













▲ 城址公園と南側道路との間には東西に歩道、西側、東側にも歩道がある。
残念ながら、東西の歩道にあった柳等の植栽の内、西側は殆ど伐採されてしまって
浄化対策として設置された噴水だけが動いているに過ぎない。▲
(2021.01.21 明石公園)

▼ 伝・宮本武蔵造園の庭園、見世物。▼











▲ 伝・宮本武蔵造園の庭園、日本家屋の園側は絶好の昼寝場所だし
その北側のひぐらしの池は鬱蒼とした樹木に覆われて近寄りがたかったけれど
今はこの有り様で藤の樹も伐られている。
鴨は明るすぎてめっきり減った。▲
(2021.01.21 明石公園)

▼ 稲荷廓跡と南帯郭との間の石段脇、坤櫓の西側の石垣にある刻印。▼















(2021.02.16 明石公園)
























(2021.02.25 明石公園)




























(2021.03.09 明石公園)












(2021.08.08 明石公園)

石垣刻印画像追加。
石垣を見せるための夜間照明まで設置された。
転落防止用の柵をしっかり設置するのが先決だろうと思う。
石垣に樹木の根が入り込んで、石垣を崩す懸念がある…と、幾つかの樹が伐られている。
食い込んだ根をそのまま残して伸びている幹だけ伐られている箇所が幾つも。
根が残っていればそこから新しい幹が伸びることは知らないのだろうか。
やる気なら、石垣を壊して根こそぎやらないと石垣保全は名目だけになる。












▲ コロナ自粛などどこかに飛んでしまって、さくら、さくら…と浮かれた人たちのなんと多いことか。
この能天気は何年たっても治らないし、飲み食いの合間に、ウクライナが大変ねぇ~と、これまた能天気。▼

(2022.04.04 明石公園)

リンクは半数以上が切れていた。残っていたのは次のリンクだけになる。
明石城点景 明石公園・二つの隅櫓 明石城 坤櫓 キュウリグサと坤櫓 坤櫓・ヒガンバナ
明石城・坤櫓(南西) 明石城・巽櫓(南東) 公園遠望* 船上城跡 昭和30年頃の地図



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