
「ツクシ」と言う植物名はありません。
シダ科の植物で、春先に出る胞子茎をツクシ、その後に出てくる栄養茎をスギナと呼んでいます。
そんな説明を滔々と聞かされた。
私は植物に興味はあってもシダ類にもキノコ類にも、粘菌類にも興味はない。
画像として残しているだけです…と抵抗?するのがやっとだ。
好きでやっていることに、次々と専門的な話をされても興味はない以上に、嫌になってくる。
ツクシとスギナの関係など、画像に残すだけだとどうでも良いことだし
農家の方にとっては地下で広がり続ける難き雑草である事には変わりない。
▲ 電車線路の南にある野菜畑は一段低くなっている。その斜面に毎年出てくる。▼
▲ ツクシは漢字で「土筆」 確かに土から出てくる筆のように見える。(再掲画像)▲
▲ 顔を出し始めたばかりのツクシ、緑色は胞子が飛び散っていない状態。▼
▲ この辺りのツクシはまだ緑を残しているから、もう少し伸びてから胞子を飛ばす。▼
▲ 枯れ草を押しのけて、まだ新しい?ツクシが次々と顔を出しているけれど
周囲には待ちきれなくて伸び始めたスギナが点々と拡がる。▼
▲ それでも殆どは食べ頃を過ぎたツクシ。▼
▲ スギナがそろそろ出てくる頃になった。▼
▲ 時折吹く風に、頭の緑色から胞子が飛ぶ。▼
▲ ツクシはこれ以上に大きくなることはない。このまま倒れこんでその後にスギナが伸びて拡がる。▼
▲ 春ですねぇ~の声が聞こえる。けれどここはとっくに春。
▲ 緑色に見えるのが胞子、花でいう花粉。六角パネルが胞子嚢床で、その裏側に胞子嚢がある。▼
▲ 出っ歯のように見えるのが胞子囊、胞子が詰まっていた頃には緑色。▼
▲ 胞子を飛ばしきった土筆のてっぺん部分、今は殆どこの状態。食用にもなれない。▼
スギナ(杉菜・ツクシ/土筆) トクサ科トクサ属 Equisetum arvense
(2020.03.07 松江)
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去年のツクシ畑、春三月 松江のツクシ 須磨のツクシ スギナ(杉菜・ツクシ/土筆)
いつも見てみたいと思うツクシです・・・
まっすぐに伸びるたくさんのツクシまだ見たことがありません。
と~っても綺麗ですね。
最後の方の画像は大きな口を開けて大笑いしているように見えて
可笑しくてたまりません。
そして今回わかったツクシとスギナの関係
わかってから見るとまた面白いです。
こいもも素敵なツクシをい~っぱい見てみたいです。
何カ所か知っているツクシの出てくる場所はやはり殆ど湿気の残らない、一日中日が当たる南向きの斜面。
点々と出てくる…と言うより、わーっと一斉に出て来て、その後はポツリポツリ。
似たような場所でも草が茂っていると、スギナが伸びて来てやっと
あぁ、ここにもツクシが出ていたんだな…と思うこともあります。
だから、スギナの出ていた場所には間違いなく春にツクシ。
ツクシ摘みをなさる方は、スギナを見つけてツクシの出てくる頃には
わざわざ草刈りされるようです。
スギナの出ていた場所に春にはツクシが・・・
そうですよね~考えてみれば間違いなく出てきますね。
一日中日が当たる南向きの斜面ですね。
『わーっと一斉に出て来て、その後はポツリポツリ。』ですね。
ありがとうございます。探してみます。
スギナが目印、確かにスギナとツクシの関係はそうなっているので
一番の目印はスギナが出て来た場所、ですね。
わざわざ草刈りするくらいですからも土筆摘みも春の風物詩。
野辺をぶらりと歩くことも気持ちが良いものですから
今年がダメでも、次の春の為に在処を見つけておきたいですね。