HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

オニグルミ(鬼胡桃)

2019-03-01 | 木本 冬芽・葉痕

殆ど日射しの無かった先週の森林。
今日は暖か過ぎる日射しが終日。
それでも殆ど人には出会わなかった。
また来たね…と言われたから、黙って通り過ぎることはしない。
しっかりとメーさんにご挨拶して、またまた何枚か撮っている。


▲ そろそろ頂芽の芽鱗が剥がれ落ちそうだ。
目立つ頂芽は、葉芽と花芽の混芽、ここにしか雌花序は出てこない。葉が展開した後に雌花序が伸びて来る
隣には雄花序の冬芽が幾つも控えている。▼




▲ 枝先に近い部分では、葉痕の上に雄花序の冬芽(角のように飛び出している)が二個ついている事も多い。
頂芽から多くの葉が広がるから花芽が多い方が有利なのだろう。▼







▲ 頂芽の横にも角のように見える雄花序の冬芽が幾つか。葉の広がりの頃には雄花序が幾つもぶら下がる。▼





▲ 目立つ葉痕の上には冬芽が二種類、葉痕に近い長楕円が花芽(雄花序)、その上が葉芽。
時には、花芽だけの場合も多いがここでは二種揃っている。▼


オニグルミ(鬼胡桃)
 クルミ科クルミ属 Juglans mandshurica ssp. sieboldiana
(2019.02.26  森林植物園)
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先週の冬芽・葉痕 早春のオニグルミ 葉・雄花序の展開の頃


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4 コメント

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何度でも・・・ (こいも)
2020-01-28 15:34:01
林の子さん
オニグルミの葉痕は見ると素通りはできません。
あまりにも可愛いですから・・・
剥がれ落ちそうな頂芽の芽鱗が見えて…
此処に雌花序が立ち上がる...
側芽の可愛い葉痕の頭上からは雄花序が垂れさがる...
こう思って良いのでしょうか?
いつも見つけると夢中でカメラを向けているだけ~~~
こちらで見させていただくと
何かヒントをいただけるような気がします・・・
お花を見ることができると良いのですが
いつもありがとうございます。


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その通りです。 (林の子)
2020-01-28 16:50:10
まずは、葉が茂り雄花序がぶら下がりはじめ、葉が充分に茂った頃に雌花序が立ち上がる。
その通りの順ですね。
葉痕がヒツジに似ている…と言われて、
どこかで中学時代につけたニックネームを思い出して「メーさん」と呼ぶようになってしまいました。
メーさんは、山羊だったのですが、山羊も羊も似たようなものだ…と。
それ以来、この樹の下を避けて通ることは出来なくなりました。
花は別々に咲くので、二度楽しめます…かな。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/a35676d1631de0a809632bb735cd3ca9

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わぁ~なんとなんと・・・ (こいも)
2020-02-18 18:38:08
林の子さん
ずいぶん以前から色々見させていただきながら
そこのところ...気がつかずに何と何と勿体無いことをと思います。
たくさんのヒントををいただいていながら本当にダメですね。

『葉が伸びはじめている。雄花序が伸びはじめている』
『雌花は??焦らない、あせらない』

お花は別々に咲き二度楽しめるのですね。
実は雌花の方が先なのかとばかり思っていました。
メーさんは山羊さんだったのですね。
色々なこと見逃さないように気をつけたいと思います。
ありがとうございました・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・


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オニグルミの葉痕。 (林の子)
2020-02-18 20:02:51
葉痕が羊の顔に似ている…と教わったのは随分昔の事です。
その葉痕が鬼胡桃のものだったのですが、その頃から私の中では「メーさん」になっていました。
何度も書いている通りで、中学時代の同窓につけた渾名が「メーさん」
痩せていたので、米食べずに紙ばかり食べているのか!?なんて
今思えば若気の至り?、失礼極まりない言動でした。
それでも何十年経っても、時折顔を合わすとやはり「メーさん」と呼んでしまいます。
そんなこんなの昔話が懐かしいオニグルミの葉痕、花は葉痕の上に角のような姿で雄花序、こちらが先に開花してぶら下がるはずです。
頂芽の中の葉芽と一緒に育つ雌花序は、葉が充分に広がった辺りで葉腋から
長い花序を伸ばして咲く筈です。
ですから二段差になっているのでお見逃し無く。
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