デンジソウを見つけた田んぼの畦は花盛りになった。
シロツメクサだけが広がり過ぎていたけれど
オオイヌノフグリも広がったし、ノミノフスマやタネツケバナも広がった。
ノボロギクとノゲシも黄色が緑の中。
▲ タンポポとは反対に舌状花の無い菊、それでも綿毛は丸くなる。▼
▲ 集まりすぎると襤褸かも知れないけれど、一つ二つだとまだきれいに見える。▼
(2020.03.13 林崎町)
☆
ノボロギクと一緒に必ずここではマメカミツレが広がる。
ナガミヒナゲシも一緒にロゼットを広げている。
ナガミヒナゲシの橙色は未だだし、マメカミツレは花らしくは見えない。
だから今、花らしい花はこれだけ。
▲ 黄色の花の終わり、一つ一つの花から冠毛が伸びて来て白い。▼
(2020.02.21 立石)
☆
明石に戻ってすぐにここでイヌノフグリを見つけた。
植栽の下だから、草刈りの度に消える。
何度も再生していたけれど、去年辺りからは殆ど見なくなった。
それでも土が移動したか、植栽の無い西側の空き地に少しずつ広がり始めている。
今もキュウリグサが存分に広がる場所だ。
このノボロギクは一本だけ花を咲かせ、そろそろ綿毛を作りそうだ。
ここで増えて行くのだろうか。
▲ 蕾の頃から、総苞外片、内片の先端部分の黒が目立つ。▼
ノボロギク(野襤褸菊) キク科キオン属 Senecio vulgaris
(2020.02.10 田町)
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今年のノボロギク 松江のノボロギク 明石川のノボロギク ベニバナボロギク ダンドボロギク
ノボロギク(野襤褸菊)
ノボロギクって不思議なお花ですね。
こいもが撮ると襤褸を纏ってしまいますが
林の子さんが撮ると絹を纏います。
筒状花が見事に開花してやっぱり綺麗に咲いています。
とても素敵なお花になります~♪♪♪
かなり長い期間咲いているので、何枚も撮れる上に
撮っている最中には気付かなかった部分をパソコンで見て
あぁ、次はこの部分がきれいみたいだから撮ってやろう…と思います。
何度でも撮れる、と言うのは、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる…だと思っています。
雑草撮るのに、高級カメラも写真技術の蘊蓄も必要ないですからね。
撮り続けている内に、この部分がきれいだ…と思う部分が見つかれば
ただそのことだけをやり続けるだけのことだと思います。
ノボロギクを撮る度にむかし山で覚えた歌を口ずさんでしまいます。
♪ 色は黒いが気は優し 胸にゃファイトの灯が点る 身には襤褸を纏えども おいら蔵王の山男 あぁ楽しき我が心 ♪
そんな歌詞がありました。