キダチアロエ

茫洋とした、荒涼とした湿地と、歩きにくい砂浜が広がっていた場所。
近寄りがたかったその場所の葦原だけは今も印象深い。
そこに足を踏み入れたのは明石川への近道だったからに過ぎない。

今はその場所にも多くの民家が建ち並び
砂浜だった場所は海浜公園になっている。














（2020.02.10　船上）
☆
浜の道には冬になると巨大なキダチアロエの集まりに花が咲く。
多肉植物風の葉がこんもりと茂っているだけのところに
いつの間にか花柄が伸び上がり、橙色の花穂。
花は咲き上がってゆくから終わった花殻が何時までも残る。

民家の横に残っている空き地にも巨大な塊。


















キダチアロエ 　ツルボラン（←ユリ）科アロエ属 Aloe arborescens 
（2020.01.26　林）
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キダチアロエ　アロエ・ノビリス