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シロザ(白藜) Chenopodium album var. album
(2016.01.02 松江)
☆
秋には緑の葉が赤く色づき、果実も色づいて…と思っている。
ところがここでは春と同じ若葉が広がっている。
葉が展開し、しっかりと蕾を付け、花を咲かせはじめている。
まだまだ野菜畑としては機能していないから
暫くは伸び放題にさせてくれそうだ。
コアカザの葉は、シロザに比べて幅が細く大きく切れ込む。
葉も花も緑、咲いているかどうかよく見ないとわからない。
茎は無毛だが、葉や花には粉状の毛が密集している。
花は緑色、まず淡黄色の葯を持ったおしべが成熟し、その後めしべが成熟する。
おしべが成熟している雄性期には、花弁が開き淡黄色の葯がハッキリと見える。
花粉を出し切った後は雌性期になるのだが、めしべの柱頭だけが出て花弁は閉じたままの状態になる。
茎の赤味は株によって様々。
コアカザ(小藜)ヒユ(←アカザ)科アカザ属 Chenopodium ficifolium
シロザ(白藜) Chenopodium album var. album
アカザ(藜) Chenopodium album var. centrorubrum
【訂正】 今までこの画像の植物はシロザとしてきたがコアカザと訂正する。
シロザの葉は幅広、花期は夏以降になる。
(2015.12.07 松江)
☆
アカザ属だけれどシロザの方が基本種、アカザは変種。
登録順だからこうなる…という一つの例。
若葉の中心が赤みを帯びるのがアカザ、白みの強いものがシロザ、青みのものはアオザ…
本当なのかどうかは知らないけれど「若葉」がキーワード。
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今年春のシロザ
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