![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/dc/2dd17e5c21b366d98d242a448f6f39f9.jpg)
ハナミズキに赤や白は無い。
時々そんな講釈が聞こえてくる。
あれは花では無くて苞で、花は真ん中辺りにあります…。
それじゃ苞は花じゃ無いのですか?の質問への返答が面白かった。
花じゃ無くて苞だと、相談所の方が教えてくれました…。
いろんな説明をなさる方もいらっしゃるから気になったら鵜呑みにしない方が良い。
目立つのは確かに花の一部分、苞と呼ばれてはいるけれど
花びらとは呼ばないだけのことで、花には変わりない。
(2019.05.02 明石西公園)
☆
▲ 確かにこれが花。花弁におしべ・めしべを備えた花。その周りを固めているものだから苞と呼ぶのだけれど
苞も花の構成要素の一つ。だから「花」と呼んでも良いはずだ。▼
ハナミズキ(花水木) ミズキ科ミズキ属 Cornus florida (=Benthamidia florida)
ヤマボウシ(山法師、山帽子) Cornus kousa (=Benthamidia japonica)
(2019.04.26 明石西公園)
☆
▲ 花序が僅かに見える開花間近のハナミズキ
--------------------------------------------------------------
ハナミズキ ハナミズキ「八重」 ヤマボウシの冬芽
薄紅色のハナミズキ・・・何と美しいのでしょう。
自由に形を変えながら咲くお花がとても楽しそうです。
こんな写真を撮ることができたらどんなにか良いだろうと
いつも思っております。
素敵な画像を見させていただき
今宵も良い眠りにつけそうです。
ありがとうございました・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・
昔、写真が無かった時代に専門的な知識を持って植物を描いていたので
今では時には「植物精緻画」などと言われるようですが
写真などよりも実物に近いと私は思っています。
単なるカルチャーセンターの植物画とは一線を画しているとも思います。
やはり植物の基礎的な知識を持ち合わせていないと描けないだろうな、と。
その画家の刺激を受けて、十数年植物を撮っている訳で
少しずつ増えてゆく画像もやはり少しずつ撮り方が違ってきています。
ですから、やはり写真技術よりもむしろ植物の実体を理解しながら撮ると
何とか植物の実像に近いものが撮れるのかな、そう思っています。
そう理解出来るようになっただけでも嬉しいことだと思いますね。