気にしなければオヒシバとメヒシバで済んでいた。
そう言うことだと思う…と、この草を見つけた時に書いた。
いつも思うのだけれど、図鑑やブログサイトで見つけたものを探し回る…という事には
全く以て関心が無いし、むしろつまらないことだと思っている。
植物観察会などに参加しないのも、これは何々…と言う解説が嫌いだからだ。
マイペースで撮っている時に、ふと違いに気がついたり、面白いと感じたり。
それが長続きの秘訣、ボケ防止に役立つ、なんて言う人も多いけれど
そういう魂胆を持って居ると何かの拍子に嫌になってしまうだろう。
指図されたりしないこと、あれこれと外野の声が入らないこと…
これが一番性に合っている。
メヒシバとオヒシバが入り混じっている茂みで見つかる。
僅かに毛がある程度、メヒシバとされるだろう。
☆
昆虫が連なっているように見える…だろう。
「稈(茎)」の先端に花序が付く。
花序の中軸からは短い枝、その先に「小穂」が付く。
枝分かれしないので総状花序と呼ばれ、全体を「総」と呼んでいる。
上の画像では「総」は5本あり、小穂は中軸の裏側に整然と並んでいる。
稈(茎)の先端部分に幾つかの花序が総状に付き、短い枝先に小穂が付く。
総の表側から
総の裏側から
花序の中軸の表側、小穂は裏側に付いている。
メヒシバなどは、花序の中軸(中央の軸)から枝分かれしない柄が出て小穂をつける。
小穂は、花序から出る短い枝先に付いている。
クシゲメヒシバ(櫛毛雌日芝) イネ科メヒシバ属 Digitaria adscendens var. fimbriata
(2016.10.04 玉津町)
護穎の縁にかなり目立つ毛があるタイプ。
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メヒシバ アキメヒシバ コメヒシバ
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