HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

カオリアザミ

2010-10-14 | 秋 赤・桃色系

広場と歩道の間に置かれたプランターに植えられている。
花屋が持ち込んだ花。
隣のプランターには、ブルビネ・フルテッセンス、というよりも花アロエ、と呼ぶ方が良いのだろう。
だから、この花はカオリアザミと呼ばないといけないようだ…。
それでも園の方たちは、プランターの花の名はご存知ないようだった。
そういう花が、ここには幾つも植えられている。

  
香りアザミ(桃色花火) Vernonia glabra glabra キク科ヴァーノニア属 
原産地:南アフリカ
幾つかのプランターに育っている。
(2010.08.20 須磨)

【園芸種として売られているものでも要注意??】
カオリアザミ Vernonia glabra と書かれているがどうも違う。
気になって園芸種として固定されているものかも知れないと調べていたら、南アフリカでは要注意植物。
時に、帰化植物だから広がりが懸念されている…と書かれたページも見つかる。
こんな状態を放置しながら「自然保護」「生態系の多様化」と言う言葉が飛び交う昨今、
「里山」を保存しようなどと言って、取り付け道路工事をしたり、豪華な施設を作り上げるアンバランス。
何が自然なのか、喧伝している中身は全て絵空事に思える。
【その後】
愛知県が「生態系に著しく悪影響を及ぼすおそれのある移入種を決定しました」と公表した中に含まれている。
ポンポンアザミ(Pompom Weed) Campuloclinium macrocephalum
罰則のない規制ものを幾つ作っても 花には罪がない、きれいなのだからと販売されているのが現実。
アツミゲシの広がりと同じで、局所的なものを大々的に「規制」しても効果は薄い。

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