HAYASHI-NO-KO

南アルプス 仙丈ヶ岳(3033m)

ハキダメギク(掃溜菊)

2018-09-05 | 秋 白色系

少し時期が遅かったけれど幾つかの湿原の花を撮った。
その湿原へのアプローチはのどかな田舎道。
幾つかの雑草類が自然に咲き残っている。




▲ 総苞片や花柄には白毛と一緒に腺毛がびっしりと生えている。▼

(2018.09.03 加西・網引湿原)

あるかなしかの花弁は白だけれど、直ぐに汚れて茶変してしまう。
遠目に花が一面に咲いていても、きれい…とはほど遠い。
その花が終わる頃には全体が茶色く汚れて見える。
そこから「冠毛」が少し銀色に光って見えるのだけれど
これとても注意して見ないと唯の草、或いは埃程度のもの。

この暑い日射しの午後に、その銀色を撮っているのだから
我ながら呆れる。


▲ 右下の花、舌状花にはめしべが見えているから、果実は出来る…筈だ。

▲ これだけ果実が出来ているのだから、舌状花の果実も捜せる…だろう。▼



▲ 総苞片側から見た舌状花の花後。
白かった花弁は薄茶色になって総苞の内側に残る。▼


▲ 筒状花の方もそろそろ果実、冠毛が尖って見える。▼

▲ 確かに舌状花が咲き終わった跡が残る。▼







▲ 少しだけ他と違った冠毛を持つ果実が見える。その下の茶色は総苞片だろう。

▲ 舌状花の冠毛の先は余り尖らない。







▲ ハッキリとした区別はつかないけれど、これが舌状花の果実…だろう。▼





▲ 今日撮った画像にも冠毛が余り尖っていないものがある。
下に先日撮った画像にあった一枚を貼り付けた。▼


ハキダメギク(掃溜菊)
 
キク科コゴメギク属 Galinosoga ciliata
(2018.07.19 林)


▲ 先日撮った画像にあった一枚、冠毛が余り尖っていないものが舌状花のものか?

▲ 総苞片や花柄には白毛と腺毛がびっしり。


--------------------------------------------------------------
ハキダメギク

『写真』 ジャンルのランキング
コメント (9)   この記事についてブログを書く
« ジュズダマ(数珠玉) | トップ | クサネム(草合歓) イチビ »

9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごいですーーー!! (こいも)
2018-12-01 13:01:57
林の子さん
ぼーっと見ているこいもから見させていただくと
「えぇーすごいーーびっくり~~~」です。
美しい画像ですから・・・良くわかります。
舌状花にめしべが見えていますね。
「冠毛が余り尖っていない」
「舌状花の果実・筒状花の果実の違い」
このようなことって考えも及ばないことでした。
教えていただきとっても嬉しいです。
こいももまた新しい目でハキダメギクと接してみたいです。
いつもありがとうございます。
見ている。 (林の子)
2018-12-01 17:26:08
ハキダメギク、世田谷の掃き溜めで見つかったから…だそうだけど
セタガヤギクでも良かったかも知れない。
花弁が極小の花にコゴメギクと付けられているのだから、オオコゴメギク。
雑草の名前なんて、確かに即物的だったりいい加減だったり。
その分、口にするのは少し躊躇する…と良く言われるのですが
私なんかは気取らなくて済むので楽だなぁ~と思っています。

目新しいことは何もなくても、ただ見ているだけから、
少しだけじっくりと見ることにすれば、意外な部分が見えて面白いと思っています。
普通は五枚ある舌状花をピンセットでゆっくりと千切って並べると
アヒルの足に見えたりもして。
アヒルの足・・・ (こいも)
2018-12-02 00:05:00
林の子さん
アヒルの足ですか・・・
こいもも白い舌状花はとても可愛いと思っていましたが
そして何かに似ていると思っていましたが
アヒルさんの足とは・・・( ´ー`) にっこり ~
今度並べて見ようかと思います。
全く違うものに喩える。 (林の子)
2018-12-02 16:42:48
ブログなどのコメントを読ませて頂くと、同じ植物の何々に似ていますね…と書かれている。
知っているとそう書きたくなるのですが、見てもいないものを
そう書いて覚えると、実物を見たときに混同したり混乱します。
その時には、全く違うものに喩えて覚えることです。
私が見た何々に似ています…と覚える限り、区別が余計につかなくなる気がします。
出来れば同じものを別の場所でも見て、画像に残すと
確実に自分のものになると思いますね。
ハキダメギクの舌状花を並べて、アヒルの脚だ…と喜ぶことで
また別の楽しみも浮かんでくると思いますから是非、並べてみて下さい。
アヒルノアシアト菊 (林の子)
2019-01-17 10:48:10
このハキダメギクに「アヒルノアシアト菊」と名付けたページがあります。
「足あと、だあれ?」と題され2006年暮れに書かれたページです。
https://blog.goo.ne.jp/hanahana-1/e/abce7aaa562f91614ae689b2bfc8d1fd
もう12年も経つのですが、そのブログページは更新されないままに何年も経ってしまっています。
一つ一つの画像も、そこに書かれている柔らかな口調のメッセージも
みんな昨日のことのように浮かびます。
アヒルノアシアト菊 (こいも)
2019-01-19 14:48:45
林の子さん
今頃になって...(´ヘ`;)しまいました。
アヒルノアシアト菊・・・見させていただきました。
メルヘンの世界~~~
一瞬にして遠い昔に戻ってしまいました。
とても素敵な方なのですね。
憧れてしまいます♡💛♡
はやくハキダメギクに逢いたくてたまりません。
素敵な人…。 (林の子)
2019-01-19 15:21:54
面識のない時代から存じ上げている方でしたが、退職後こちらに戻って森林植物園でお目にかかることが出来ました。
当時既に私もブログ投稿を始めていましたから、
そこに上げていた画像をプリントして花探しをされている時でした。
ミミナグサ、ハナイバナを植物園の中で捜すのは大変ですが。
よく歩かれている場所だったので大方の見当を付けての訪問だったようです。
出会いは突然に…でしたが、それ以来会うこともありません。
「サプライズが、ホップ、ステップ、ジャーンプ!」と題されたページに顛末が記されていました。
https://blog.goo.ne.jp/hanahana-1/e/c657f309aa45137234859b46cda2148d

人はどこかに大事なことを残しているものだと思います。
ホップ・ステップ・ジャーンプ・・・ (こいも)
2019-01-20 15:14:57
林の子さん
『サプライズが、ホップ、ステップ、ジャーンプ!』
読ませていただきました。
写真も素敵ですが…文章や言葉の端々まで素敵なこと・・・
惹きこまれてしまいます。
「さすがにご夫婦の居場所は地図には載っていませんけれど、
ちゃーんと地図の野の花スポットに、」
何と言うのでしょう~
優しさと気品の良さが滲み出ていますよね。
ファンになりました~~~・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・
そうです。 (林の子)
2019-01-20 15:21:59
もう何年も前のことだし、ブログの更新も途絶えたままなのに
そこに書かれていた文章は今でも時折思い出します。
3人のご子息もたぶん成人なさったかな。
幾つもの花にまつわるとっておきの話なども独特の語り口も聞けませんが
やはり一つの記憶として大切にしておきたいと思うページです。

コメントを投稿

秋 白色系」カテゴリの最新記事