HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

モクレン・シモクレン(木蓮、木蘭/紫木蓮)

2024-01-24 | 木本 冬芽・葉痕

▲ シモクレンの植栽は何本かあるし、どれも大きく育つ。▲

周囲の木蓮が終わり始める頃にやっと咲く。
毎年のことだけれど同じパターンを繰り返す。

 

 

 

 
(2024.01.09 林)

旧県立明石西公園には何本かのハクモクレンが育っていたし
どれもみな豪勢に花をつけていた。
残念ながらモクレンはこの一本だけ。
おまけに樹勢は衰える一方だ。
それでも何とか冬芽は今年も上がっている。

 

 

 

 

 

 
モクレン・シモクレン(木蓮、木蘭/紫木蓮)
モクレン科モクレン属 Magnolia quinquepeta(= Magnolia liliiflora)
サラサモクレン(更紗木蓮) モクレン科モクレン属 Magnolia × soulangeana(Magnolia x soulangiana)
モクレンとハクモクレンの雑種起源 magnolia liliiflora X magnolia denudata
モクレン(木蓮、木蘭/シモクレン・紫木蓮/Magnolia quinquepeta(= Magnolia liliiflora))
ハクモクレン(白木蓮/Magnolia heptapeta(=Magnolia denudata ))
(2024.01.17 明石西)

【モクレン 考】
モクレンは花被片の内側・外側共に赤紫のものを指し、
外側だけが赤紫、内側が白いものはトウモクレン(Magnolia liliiflora ‘Gracilis’)と区別して呼ばれているので、
正確にはこの画像のものはトウモクレン(ヒメモクレン)と区別されるべきだろうけれど、花被片は大きい。
しかし、幾つかの解説を読む限りでは「トウ」の呼称が曲者?で、別名のヒメモクレンの方に軍配を上げている。
いつも感じてしまうのだけれどこのように見た目だけで名前を特定できなくなっているのは
販売業者の意図的な交配、説明不足などにも一因がありそうだし
誰かの都合で次々と別名呼称が生まれていることも混乱を助長している。

 
▲ ㊧ 冬芽・葉痕   ㊨ 去年の花 ▲
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サラサレンゲ→サラサモクレン2023  ハクモクレン冬芽図解

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