花はまだまだ咲いている。
ボントクタデの向こうにミゾソバ、ガマ。
湿地のようになってしまっているからミゾソバまでは近寄れない。
ボントクタデはその手前で、アメリカセンダングサと一緒にそろそろ果実。
▲ 花期の後半、茎は赤味を帯びてくる。▼
▲ 咲き終わった花も赤味を帯びているから、遠目にも赤い。▼
▲ ミゾソバが時折写り込むのは、この場所ならではのご愛敬。▼
▲ 花は花弁と萼片が一体(花被片と呼ばれる)になっているから、基部は緑、桃色が目立ち、先端は白。
5裂した花被が開くと薄桃色が僅かに残る。▼
▲ 花序は葉腋から何本も出る。茎の先端部分が最も長い。咲き進むと垂れる。▼
▲ 葉には黒い斑紋があることが多い。ヤナギタデには見られない。▲
(2020.09.29 明石公園)
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いよいよ終盤。
葉もすっかり色づいてきたから花数もめっきり減った。
▲ 代わってミゾソバが目立ちはじめている。▼
(2020.09.29 明石公園)
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すっかり花穂も枯れ果ててしまった。
周りもみんな秋の終わり、ミゾソバだけがまだ花を咲かせている。
▲ 探して何とか花を撮っている…。▼
ボントクタデ(凡篤蓼) タデ科イヌタデ属 Persicaria pubescens(=Polygonum pubescens)
(2020.10.25 明石公園)
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▲ 少し時間が経つにつれて花軸は赤味が増す。花被は5裂、緑の部分には腺点が見える。▲
▲ 咲き始めた頃 花軸はまだ緑、花被もまだ白っぽい。▲
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イヌタデ オオイヌタデ ボントクタデ 秋深く ヤナギタデ ハナタデ サデクサ
オオケタデ シロバナサクラタデ
サクラタデ ヤノネグサ タデアイ(蓼藍) ハルタデ(春蓼)
ボントクタデってとても素敵ですね。
ミゾソバが時折り写りこんでとても可愛いです。
美しくて鮮明な画像を見させていただきました。
色々なことがわかってきました。
とっても嬉しくなりました。
また行ってみたいと思います。
まぁ、好き嫌いの範疇ですからどなたもが気に入るほどのものは少ないですけれど。
意外な部分が見えてくると、お気に入りの部分を見つける楽しみにもなりますね。
ただ綺麗に撮るだけだと、高級カメラ手にすれば良いのでしょうが
ブラリ散歩の途中に何とはなしに撮るものにもお気に入りがあるものです。
たぶん河川に近い場所だと、ボントクタデそっくりのヤナギタデも育っているかも知れません。
葉を囓って区別するのですが、暫くしびれが残るほど苦いですから勇気は必要ですが。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/b8a2ea611688486e9a408f513a4f94c1
のんびり見て楽しんで…素敵ですね~
ヤナギタデにもそのうちに会えると嬉しいです。
ボントクタデとそっくりとはそれこそ見分けが大変そうです。
葉をかじって区別するのですね。
でもそんなに苦いとはちょっと困っちゃいます。
勇気があるかな~?
今から心配していても仕方ないですよね(^o^ゞ))))あらあら、、、
苦い蓼の葉も、好んで囓る虫が居るようですから、一度試すのも良いかも知れません。
暫くは苦みが口に残る…のも一つの経験です。
見かけ上、やはり葉が細いことと、全体が白っぽい程度ですから、葉を囓って試さないと…。