いよいよ花が咲き始めている。
里桜も咲き始めている。
それにしても今年は静かな春だ。
(2020.04.21 玉津町)
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▲ 新葉だけは紅、次第に暗紫色に変ってゆく。▼
(2020.04.17 玉津町)
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去年、全く同じ日(つまり4月8日)にこの新しい葉を撮っている。
その折の書き込み。
「濃紫(のうむら)」が転じて「のむら=野村」
そんな説明を受けると合点できる新葉。
新しく芽生える葉は新緑と言うのだけれど、このモミジは緑では無い。
最初から緑では無いから、面白みも無い…と言う人もいる。
赤いと言うよりはどこかくすんだように感じている。
だから濃い紫…という説明がどこかしっくりとくる。
だから大きくはないこのモミジはお気に入りだ。
一年後の同じ場所で同じ木の葉を撮っている。
まだ花は蕾。
日付に拘っているのは、50年以上前に訪れた場所の出来事が未だに残っているからだ。
オオモミジ(大紅葉) ムクロジ(←カエデ)科カエデ属 Acer palmatum var. amoenum
ノムラモミジ・ノムラカエデ Acer palmatum 'Sanguineum'(Acer amoenum ''Sanguineum' )
園芸種名のSanguineumは「血のような紅色」の意味。
このあと夏に向かって暗紅色になり真夏には暗緑色になっている。
オオモミジの園芸品種には他に、ショウジョウノムラ(猩々野村)があり、散るまで紅。
イロハモミジ(いろは紅葉) ムクロジ(←カエデ)科カエデ属 Acer palmatum
イロハモミジの赤葉品種にもデショウジョウノムラ(出猩々野村)イロハモミジの園芸種なので葉は小さい。
(2020.04.08 玉津町)
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イロハモミジ(いろは紅葉)1 2・両性花 3・雄花 4 5
オオモミジ2019 オオモミジ2018 オオモミジ2016 オオモミジの冬芽
年中紅色ではなくて、夏には暗緑色になっています。
もう一つ「猩々野村」と名付けられたオオモミジの園芸品種は秋まで紅色。
野村は「濃紫(のうむら)」から転訛したものと言われています。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/611a7eda6d2d39a3ea28f9171b9f9402
オオモミジって何もかもが赤くてすごいですね。
こちらの公園にはノムラカエデと記された樹があります。
大きな樹ですからどうなるのかわかりませんが、見に行ってみたいと思います。
画像にはできなくても、実際に見れたら嬉しいです。
ありがとうございました。