HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

ツワブキ(石蕗、艶蕗)

2020-12-18 | 草 果実・種子

こんな姿までは撮らない。
長く伸びた茎にごくありふれた姿の花を咲かせるのだだけれど
茎には葉が無いからどうも間延びした感が否めないし
綿毛が出てるのだけれど煤汚れた色合い、
それでも何とか撮ることはあったとしても
花が終わり、綿毛になるまでの間の姿など撮らないだろう。
そう思いながら、花が咲いていたので撮っている。














▲ 目立つ花弁は黄色を失い萎れ始めた。▼





▲ 冠毛が伸び始めている。▼







▲ いよいよ色褪せた花弁は枯れ落ち始める。
この段階で刈り取られ無ければ、綿毛まで残るかも知れない。▼




ツワブキ(石蕗、艶蕗) キク科ツワブキ属 Farfugium japonicum
(=Farfugium tussilagineum 、Ligularia tussilaginea)
(2020.12.17 硯町)

綿毛は下図の「1.子房」部分が膨らんで果実が出来、「2.冠毛」が果実を運ぶ為に伸びて来る。
【キク科図解】

1. 子房 2. 冠毛 3. 筒状花の花冠 4. 舌状花の花冠 
5. 合着しているおしべ 6. おしべの花粉 7. めしべ 8. めしべの柱頭
成熟期になると、めしべはおしべの花粉を押し出すように伸びて来る。
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今年のツワブキ 綿毛の頃 冬姿 離宮公園のツワブキ 枯れ姿 
ツマグロキンバエ ツワブキに集まる昆虫 キクに集まる昆虫


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