築城400年とやらで公園内の樹木は次々と剪定されている。
樹勢が衰える…等とは思っていないようだし
樹木が景観を台無しにしているから…という伐採理由まで口にされる。
このアメリカデイゴは、景観には影響しないのだろうか。
一つだけ気がかりなのは、今年はかなりの果実が出来ていると言うこと。
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▲ 本年枝は枝垂れているために、冬芽は上下が逆になっている。
その為、撮った画像を上下反転させているので葉柄が上向きになってしまっている。
▲ 葉が茂っている頃には目立たなかったけれど、葉柄にはかなり鋭い刺がある。▼
アメリカデイゴ(アメリカ梯梧) マメ科デイゴ属 Erythrina crista-galli
別名のカイコウズ(海紅豆)は、もともとナンバンアカアズキ(Adenanthera pavonina)を指す。
マメ(←ネムノキ)科 Adenanthera pavonina(=Phaseolus lathyroides)
中国名「「海紅豆」あるいは「相思樹」と呼ばれているものを指しているのだが
そのことに触れているページは余り見ることは無い。
ただ、学名のAdenanthera pavoninaで検索すると、
英名 Red Lucky Seed、 Red sandalwood tree(赤いビャクダンの木)
Coral pea(サンゴ豆)、Peacock flower fence(クジャク花の垣)と呼ばれていることからもわかる通り
奇妙な莢から飛び出した真っ赤な豆の画像が網羅されている。
(2018.12.27 明石公園)
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▲ 果実の出来ているのは枝垂れている部分に多い。
この部分は冬には全部伐採されてしまうから、豆の莢は残っていない…筈だ。
▲ マルバデイゴの葉。
交配種のマルバデイゴをアメリカデイゴとしているサイトの殆どは、名札がそうなっているからのようだ。
だから間違えても差し支えは無いのだろうか。
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アメリカデイゴ マルバデイゴ ヒシバデイゴ
去年1月の葉痕・冬芽 まだ葉が残っていた頃 須磨のマルバデイゴ(表記はアメリカデイゴ)
果実が出来ているのは殆ど見たことがありませんでした。
たまたま今年の秋に、はじめて残っていた果実と割れた莢に残っていた種子を撮りました。
毎年、強く剪定される事が普通の樹なので、果実も一緒に無くなっていたのだと思います。
この樹もかなりの樹高があるのでクレーン車が入って剪定されています。
剪定されずに残っていれば来年も種子まで撮れるかも知れません。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/70b4f5190df64374a0c8a276708e917c
アメリカデイゴの果実ですか・・・
まだ見たことがありません。
ずっと見たくてこちらの公園で気にしながら
見に行ってみるのですがいつ見ても
果実はありませんでした。
果実はできないものかと思っておりました。
冬芽や葉痕が見えるようになるのですね。
葉柄にはトゲがあったりと・・・
見えなかったものが見えてくるのですね。
インゲンのような果実ですね。
また見に行って来ようと思います。