HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

アメリカデイゴ

2016-01-26 | 木本 冬芽・葉痕

大昔の明石公園の白黒写真がある。
そこにはフジの大きな木が写っていた。
確かにその記憶は薄ぼんやりとだけれど残っている。
枯死したのだろうと思うけれど詳しくは知らない。

薄ぼんやりした記憶にあるフジのあった辺りにアメリカデイゴ。
植えられた経緯は知らない。
大船や須磨ではすっかり丸刈りにされるけれど、
ここでは枝垂れた枝が残されている。


枯れ残った葉の様子からは、マルバデイゴのようにも見える。

この状態で残されているものを撮ったので、以下の冬芽・葉痕は天地逆になっている。



葉は羽状3小葉、小葉は卵状~卵状長楕円形。
小葉の基部に密腺状の小托葉があるのだが、枯れ果てている。




葉柄にはとげがあるのだが、これはその名残ではなく枝に付いているもの。






アメリカデイゴ(アメリカ梯梧) マメ科デイゴ属 Erythrina crista-galli
別名のカイコウズ(海紅豆)は、もともとナンバンアカアズキを指す
誤ってアメリカデイゴに当てられ、今では多くが別名として採用している。

マルバデイゴ(丸葉梯梧)Erythrina crista-galli 'Maruba-deigo'
(2016.01.26 明石公園)



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須磨のアメリカデイゴ マルバデイゴ  ヒシバデイゴ



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