カンサイタンポポの二株目を撮っていたすぐ横に
早くもムラサキサギゴケが点々と咲きはじめている。
早すぎるのも良し悪しだろうけれど
雑草にとっては今咲いていても良いのだろう。
まだ群れて咲いていないから、どれを撮っても構わないのだけれど
近くに咲き始めているカンサイタンポポ同様に
踏まれて痛んだものがまだ多い。
▲ 上唇部はやや反り気味に尖って普通2裂する。▼
(2020.02.25 明石公園)
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▲ 下唇部は幅広、トキワハゼより数が多く目立つ黄色~橙色の斑紋。
数の多さは、花のサイズの大きさに比例するのだろう。
トキワハゼの3倍近い大きさ。▼
(2020.02.13 明石公園)
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▲ 開花直前、下唇部はまだ紫色には見えない。
▲ 覗いているのはめしべの柱頭。▼
▲ めしべの柱頭の左右におしべが長短各2。
「花が咲くから実が出来る」のだけれど、ここでは広がるとすぐに刈り取られる。▼
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔) ハエドクソウ(←ゴマノハグサ)科サギゴケ属 Mazus miquelii
サギゴケ(鷺苔) Mazus miquelii f. albiflorus
APG分類体系では、トキワハゼなどと共にハエドクソウ科に移動している
(2020.02.02 明石公園)
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▲ 左は明石公園の春 右は須磨のムラサキサギゴケ 下唇部の斑紋の色が違って赤紫が二列。
毎年、花菖蒲園に出てくるのだが、最近では周辺整理で激減している。
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木場のサギゴケ ムラサキサギゴケ
綺麗な紫色ですね。
こいものはもっと白っぽかったです。
しべの様子が見たかったのですが・・・?
自らの画像ではさっぱりわからずじまいです。
こちらで鮮明な雌雄のしべを見させていただき目の覚める思いです。
次はもう少し良く見ることができたらと思いました。
いつも教えていただきありがとうございます。
違いにも気がつくでしょうし、ここが撮りたいと思う部分の撮りやすい個体も見つかるでしょうね。
次々と雑草は咲くでしょうから、何度か撮ることが一番でしょうね。
自分で気が済むまで…と言うのが、近場では可能だと思います。
お撮りになっている画像と、似ているけど違うかな…と言うのが見つかれば良いですね。