アキチョウジ

やっと秋薔薇が咲き揃い始めている。
恒例の山野草展が始まっているようだった。
ミコシグサを撮った後で周囲の整理をしていたら声掛けられた。
いらっしゃらないですか？と誘われたけれど、
ちょっとバラの下見してから追いかけます…と答えた。

どうも鉢植えは苦手だし『全国各地から集めた珍しい山野草…』のフレーズが嫌だ。
どうしてこんなに珍しいものが集められるのですが…の質問に、
『山採りはしないようにしています』と、
聞いてもいないのに盗掘でないことをアピールする、
いつも同じような話しぶりがおもしろくない。
花壇の花と同じで、枯れてしまったらまた採ってくれば…だとは思わないけれど。

展示場の外に無造作に置かれたアキチョウジが一鉢。
摩耶山から南に延びる青谷道には至るところで見られるけれど、草丈が膝下程度の頃が一番花もきれいだ。
自然に咲いていると仲間たちと競ってどんどん伸びるけれど、一株だけの鉢植えじゃ野趣味もない。
結局、中には入ること無くこのアキチョウジを撮って帰った。
珍しいものではなく、六甲周辺に咲いている山野草だけの展示にして欲しい。






アキチョウジ（秋丁子）シソ科ヤマハッカ属 Plectranthus longitubs
（2011.11.04　須磨）
セキヤノアキチョウジ　ヤマハッカ　
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
記事中、アンダーラインの部分は、関連画像へのリンクが設定されています。