稲刈りが終わった秋に、一番多く咲いていたのは
田んぼの脇を流れる水路に沿った斜面のヤマハッカ。
その花が咲く少し前には、白のヒガンバナも咲いていた。
ナンテンハギ(フタバハギ)も咲いているし、シロヨメナも咲くし、ツリフネソウも咲く。
この場所は何年も前から、手つかずで残された場所。
四年間留守にしていたのは私の方で、花は毎年咲いていただろう。
近縁のイヌヤマハッカ上唇部には紫の斑紋はない。
葉は対生、基部では翼状に細くなって茎に付く。
ヤマハッカ(山薄荷) シソ科ヤマハッカ属 Isodon inflexus
(2010.11.02 藤沢・新林)
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見てきてもさっぱり分かりませんでした。
ひょうきんな顔をしていてなんだろうと思っていました。
葉を揉んでみればハッカのようなにおいがしてくるかもしれないですね。
次のときはもっとよく観察します。
ここもまだ手付かずでいてほっとされたことでしょう。
シソ科の仲間は、どれも似た葉なのに、匂いの有無はそれぞれですね。
ヒョウキンナ顔は、時にネズミにも見えたりします。
秋の山里では、ヤマハッカ(Rabdosia = Plectranthus)属の花が次々と咲いています。
上唇部分の斑紋が無けれど、イヌヤマハッカです。
それから3年したら名前が分かるようになったことが分かりました。
ネズミのよう・・・にも見えてきました。
斑紋のないもの イヌヤマハッカというのも見てみたくなりました。
でもこの種類はどうも苦手でみんな同じように見えてしまいます。
ポイントさえつかめればいいのでしょうね。
ヤマハッカと言っても葉にハッカの香りがある訳ではないので、香りがなければヤマハッカ、そう覚えました。
自分で区別点を納得してから確認のためにネット検索する方が、あれこれ悩まされなくて良いと思います。
いずれにしても、区別しないといけない…と思い込むと余計にしんどくなります。
似た名前と似た花の区別は、無理矢理つけないことだと思っています。