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ここに育つ二株のロウバイ、ここ数年大きくはなれないし
花数はめっきり減ったから弱ってしまっているように感じる。
交雑種なのだろうけれど、ここに咲くロウバイの内花被には赤紫色が入っている。
内花被片もすべて黄色だけと言われる「素心蝋梅」(或いはその改良種など)でないことは明らか。
時に、これはソシンロウバイの先祖返りだ…などと仰る方も居る。
面倒だからみんなロウバイ、それで通れば良いのだけれど
元々「ロウバイ」という名前の内花被片が赤紫の種類があるから、余計に面倒だ。
▲ 開花直後の透明感のある花被片は薄い黄色、真ん中にあるめしべ、開いたおしべが見える。▼
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▼ 咲き進むと、開いていたおしべは真ん中のめしべを取り囲むようになる。▼
▲ 花期の終わりには透明感のある薄い黄色の花被片はより薄く白くなってゆく。▼
ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅 時にワロウバイ・和蝋梅)
ロウバイ科ロウバイ属 Chimonanthus praecox
トウロウバイ(唐蝋梅) Chimonanthus praecox 'Grandiflora'
(=Chimonanthus praecox var. grandiflorus)
ソシンロウバイ(素心蝋梅) Chimonanthus praecox f. concolor
(=Chimonanthus praecox f. luteus)
(2024.01.13 明石公園)
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▲ ここに咲くロウバイの内花被片は黄色ではないのだから、巷でいう「ソシンロウバイ」の表記には合わないと今も考えている。▲
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公園内の花2023-1 2023-2 2023-6 果実2023-7 果実殻と花芽2023 須磨のソシンロウバイ2023
ソシンロウバイ 冬芽・葉痕 花2023 ロウバイ ソシンロウバイ2020 この場所の5年前の画像
冬芽・葉痕2022-2023 ブログ記事一覧-HAYASHI-NO-KO (goo.ne.jp)
色々見させていただきました。
内花被の赤紫色のものをみつけてみたいと思います。
咲き進むと、おしべは真ん中のめしべを包み込んで行くのですね。
教えていただき、ありがとうございます。
→ 外花被片が少し開く。
外花被片が平開する時点ではめしべが伸び、おしべは内花被片の底に開いている。
→ やがておしべは立ち上がってめしべを包み込む。
→ 少しずつ花被片は色褪せ始めて、一部に黒い筋が入る。
→ 受粉出来た花には、萼片が肥大した小さな果実が出来る。
このようにして、萼片が肥大した小さな果実ができるのですね。
ノートに書きとめました。
教えていただきありがとうございました。
その頃はただ、花を撮るだけでしたが一つの花、例えばロウバイでも一年を通せば幾つもの「被写体」になると思い始めました。
大昔に写真やっていたことで、カメラ持つことは苦にならないので
被写体を花に限定してしまっても、そこには幾つもの知らない部分があることを知らされました。
時間があれば…ですが、お気に入りの一つか二つ、徹底して追いかけるのも面白いですよ。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/b5f8b345d4a5fa8a127f7cd883558f8a