毎年河川敷で猛威を奮うセイバンモロコシ。
今年は早々と草刈りが行われたから、たぶん去年同様にまた猛威を奮いそうだ。
木の伐採はともかく、剪定はタイミングを違えると花芽を落としかねない。
河川敷では殆どの雑木は洪水対策として伐採されたけれど
根こそぎでは無いから又々復活することだろう。
雑草も同じで根こそぎ退治しないで根が残されると同じ季節にまたまた出てくる。
草刈りのタイミングは木の剪定以上に厄介だ。
それが証拠に、完全に草刈りされてジャコウアゲハが産んだ卵もかえった幼虫も全滅した土手は
ひとつき経って元の状態に戻っている。
▼ 以下は芒の目立たないタイプ ▼
▲ 下に添付した説明図では、有柄の雄小穂と無柄の両性花の存在を示している。▼
▲ 見た目でも、めしべの柱頭が見えている両生の小穂(無柄で少し太目)と
そのすぐ上にある雄小穂(有柄で細め)は区別出来そうだ。▼
▲ 以上は芒の目立たないタイプ ▲
☆
▼ 以下は芒の目立つタイプ ▼
セイバンモロコシ(西蛮蜀黍)
イネ科モロコシ属 Sorghum halepense(= S. halepense var. propinquum、S. propinquum)
ノギナシセイバンモロコシ(ヒメモロコシ・姫蜀黍)Sorghum halepense f. muticum
今日撮ったこの場所のセイバンモロコシは芒の無いものが殆どだったが
最近では敢えて芒の有無で区別しないようだ。
(2020.06.22 林崎町)
☆
セイバンモロコシ詳解
--------------------------------------------------------------
セイバンモロコシ(西蛮蜀黍)春 秋
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます