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HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

カンツバキ(寒椿)

2018-01-08 | 冬 赤・桃色系

サザンカと呼ばれる中には幾つかもの交雑種があり、その起源には諸説。
冬に向かう頃から春先まで幾つかのサザンカが咲く。

ツバキとサザンカの種間交配園芸種をカンツバキ群と呼び
いずれも栽培品種とする説に従っている。

横に広がるタイプ(「獅子頭」と呼ばれる園芸種が一般的)と、
立ち上がって上に伸びるタイプ(立寒椿と呼ばれる事が多い)が広く植栽されている。


▲ タチカンツバキと一般的に呼ばれているタイプ。▼

















▲ 「獅子頭」と呼ばれている、横に広がるタイプ。ツバキとは違って葉はやや小型。

▲ おしべの一部が花弁化し始めている。▼

▲ サザンカでは、おしべの花弁化は珍しいものでもない。
花糸の名残だろうか、一部は白い。▼



▲ 花弁はバラバラになって落ちる。蜜が出ているのを見ることも多い。▼







▲ 花弁が散り始めると、子房周辺に密集している微細な毛がよく見える。▼

カンツバキ(寒椿)  ツバキ科ツバキ属 Camellia x  hiemalis 
サザンカ(山茶花)
Camellia sasanqua
 ツバキ(Camellia japonica)は日本産、サザンカも日本産。
ヤブツバキとサザンカの自然交雑種をハルサザンカ群と呼ぶ。

(2018.01.07 田町・明石公園)
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今年のサザンカカンツバキハルサザンカ



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