早春…山ではまだ冬が終わっていない頃。
木々がやっと芽吹きはじめたり、土に緑が見え始める頃。
梢に残っている果実や、入れ替わりの準備を始めている葉が
何とはなしに少しずつ元の色を取り戻す頃。
里では、梅が遅い、桜と一緒に咲くだろう…と騒々しいけれど
山ではやっと鳥たちも動き始め、ウグイスの声も聞こえる。
寒いけれどここではのんびりといつも通りの早春を迎えはじめている。
雌花序のついていない枝先。
オオバヤシャブシの雄花序
雌花序と葉が枝の先端部分に見える。
この雄花序から飛び出す花粉も、重篤な花粉症を引き起こす。
六甲山系では一時期、その対策としてかなりの木が伐採された。
オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子) カバノキ科ハンノキ属 Alnus sieboldiana
(2012.03.20 森林植物園)
-------------------------------------------------------------
別ブログの検索ページ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます