二ヶ月前の森林では雄花序が垂れ下がって、花粉を飛ばしそうな頃だった。
春になってすっかり雄花序は地面に落ちていたから
花粉症の人には大きな影響は無かっただろう。
去年の果実殻がまだまだ枝に残っている枝に今年の雌花が大きくなり始めていた。
東山~横尾山の間の、風化した花崗岩が荒々しい様相を見せる馬の背にも何本も育っていた。
オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子) カバノキ科ハンノキ属 Alnus sieboldiana
ヤシャブシ(夜叉五倍子)Alnus firma
球果にはタンニンを含んでいるので、ヌルデの虫コブ、フシ(五倍子)の代用にされた。
オオバヤシャブシの果実は、前年の葉腋に1個づつつく。
(2021.04.22 須磨・横尾山)
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▲ 雌花咲く ▲
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須磨アルプス 東山~塩屋
オオバヤシャブシ 雄花序と葉痕 去年の春 去年の二月
ヤシャブシ ハンノキ オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子)
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