アラエイも気持ちはエイティーンの青春ブログ

2019年7月29日から
ロンカイン市生活スタート
令和5年2023年1月1日数え79歳ワクワク人生

Part 1 新しいクラス

2014-11-05 10:08:41 | Weblog
平成26年 2014年11月5日 水曜日

今朝も冷えました。そして23度
なんとハノイの気温と同じでした。

そしてサイゴン橋近辺では中等度の霧が発生していました。

いつもながらBaoVietもSaigonInsercoも驚きません。
BaoVietに到着すると、本日はスタッフではなく
新しいクラスを教えって当然の変更!!

休憩時間にブログです。
懐かしの犬たち!!


一匹だけ我が顔を真剣に眺めています。


なつかしき景色




そして新しいクラスは来年研修生として14名全員東京行きです。


今朝から2回目の山の音、読み始め!!
ネットを見ていて面白いサイト

読書感想文のページ
http://www5b.biglobe.ne.jp/~michimar/hon2/index.html
日本の小説
のなかで山の音が紹介されていました。

いい感想文でした。
コピペ:
山の音/川端康成
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 戦後文学の最高傑作とも称される川端康成の『山の音』。初めて読んだのは大学生のころですが、それから何度も読み返しています。読むたびに、新しい発見があります。まずは、あらすじから。
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山の音のあらすじ
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 東京で会社社長をする尾形信吾(62)は、妻・保子(63)、長男・修一とその妻・菊子(20を出たばかり)と、鎌倉の家に暮らしている。信吾 は、青年のころに夢見た保子の姉の面影をいまでも求めている。修一は、信吾の会社で働き、保子と菊子は家にいる。8人兄弟の末っ子という菊子は、信吾にな じみ、信吾も菊子をかわいがっている。結婚して2年にならない修一の浮気を知った信吾は、会社秘書の谷崎英子に案内してもらって、浮気相手の家に行ってみ たりする。信吾は、戦争で変わってしまったという修一をどこかさめた目で見ており、修一も表面上は信吾の面目を立てているが、信吾には心を開かない。信吾 は、修一が浮気を始めてから、かえって盛んになった修一と菊子の夜の営みの声を聞いていたりする。
 鎌倉の家に、嫁に出ていた修一の姉・房子(30)が3歳の里子、赤子の国子をつれて戻ってきた。房子の夫・相原は麻薬の密売に手を出して身を崩し ていたというが、信吾は、下っ端として使われただけだろうなどと、どこか感情が欠落したようなことを口にし、ときに苛立ちながらも、何もせずになりゆきを 見ている。信吾は自分にしか興味がなく、自分に都合のいい菊子はかわいがるが、家族の面倒を見たり、問題を解決したりすることはない。
 それでも信吾は、修一と菊子を別居させようと考え、電車の中で、菊子に「別居してみる気はないかね」と意向を聞いた。菊子は、訴えるような声で、 信吾といっしょにいたいと答え、涙を浮かべた。死んだ同級生が所有していた能面を譲り受けていた信吾は、家で、菊子に能面をつけさせた。能面をつけた菊子 のあごから、涙が流れ続けた。信吾が、修一と離婚したらお茶の先生になろうなどと考えたのだろう? と聞くと、能面をつけた菊子はうなずき、「別れても、 お父さまのところにいて、お茶でもしてゆきたいと思いますわ。」と告げた。
 菊子に子どもができたが、修一が浮気をしている状態では産めないと、菊子は信吾にはだまって中絶をした。いっぽう、修一の浮気相手である絹子が妊 娠した。修一は、中絶をせまり、ときに絹子を殴ったり、階段を引きずり下ろしたりしたが、絹子は、修一の子どもではないと主張し、また、産むと言い張っ て、沼津へ行った。
 10月の朝、信吾は、ふいに40年間つけているネクタイを結ぶことができなくなった。恐怖と絶望に襲われた。信吾は、保子に結んでもらったが、大 学を出て初めて背広を着た時、保子の姉にネクタイを結んでもらったことを思い出した。「信州のもみじも、もうきれいだろうな。」と修一に告げる信吾は、故 郷の山のもみじよりも、保子の姉が死んだ時に仏間にあった大きな盆栽のもみじの紅葉を思い出した。修一は「菊子だって、自由ですよ」と告げる。信吾は、家 族に、皆で信州へ行こうと告げる。修一も、房子も、留守番をすると申し出た。食事のあと、信吾は菊子を呼んだが、洗い物の音で声が届かないようだった。
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山の音の読書感想文
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 『山の音』は、ほんとうに美しい小説だと感じます。信吾自身は、保子の姉に象徴される自分一人だけの内面世界を持っていて、それを誰にも共有させ ようとしません。共有させようとしないといいますか、誰かと何かを共有するという発想を持っていないのだと思いました。また、誰も制止したり、矯正したり する人がいない家長という立場にあるため、自分勝手とは違うのですが、自分の内面世界だけを見つめていてもそれで通ってしまうわけで、他人から見たら、あ る意味、何を考えているのかわからないところもある、得体の知れない存在に写るかもしれないと思いました。しかし、そんな信吾を、菊子はこの上なく慕って います。
 結末近くで、信吾が「菊子、別居しなさい。」と告げる場面がありました。菊子は、修一が怖いと言います。修一は菊子に暴力をふるうことはないよう で、夜の生活も充実しており、戦争で性格が変わり、さめたり、しゃにかまえたりしているところがあります。しかし、菊子が怖いと言った理由は、修一が菊子 に何かを訴えかけようとするからかもしれないと思いました。菊子は、修一にはわからないところがあると言います。信吾は、修一から、菊子は自由だと自分の 口から言ってほしいと頼まれていたことを告げます。菊子は、修一からそのようなことは言われたことがなく、はじめは、きょとんとしていました。
 しかし、信吾は「うん、わたしもね、自分の女房が自由とはどういうことだと、修一に反問したんだが……。よく考えてみると、菊子はわたしからもっ と自由になれ、わたしも菊子をもっと自由にしてやれという意味もあるのかもしれないんだ。」と告げます。菊子は、「私は自由でしょうか。」と涙ぐみまし た。
 従順で幼い菊子が信吾を慕う様子がほんとうに愛くるしいので、この場面は、心に染みました。川端康成は、女性の自立とか、自由とか、自我とか、人 生とか、そういったことを訴えたり、キャラクターに託したり、ストーリーを展開させたりしたわけではなく、また、いい悪いやどうあるべきかの価値判断を挟 むことなく、ただ、川端自身が見ていた内面の「まなざし」を通して信吾や菊子を描き、それが結果として、ある時代の日本や日本人の姿を描いてしまっている のかもしれないと思いました。
 また、新潮文庫収録の山本健吾の解説にあった、信吾が信州行きを提案したのは「もちろん、故郷の紅葉のもとに、菊子を立たせてみたいのである。そ のことから私は、『源氏物語』に書かれざる「雲隠」の巻があるように、『山の音』にも書かれざる「紅葉見」の巻があることを、想像した」という文には、 はっとしました。
 『山の音』を読んで一番に感じたことは、小説は、書かれていることよりも、書かれていないことのほうに、味わいがあるのかもしれないということでした。



米中間選挙の投票開始されています。
下馬評通りにオバマに批判的な結果になりそうです。

また次期大統領は共和党に復帰しそう!!
日米関係もよくなるかも!!

1回目の休憩
午前10時8分

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