その3 ドクターのドクター ドクターGが戻ってくる!!
平成27年 西暦2015年9月29日 火曜日
やっぱ一日一食ではお腹が空くのか間食
夕食は動けないほど沢山食べるも
あれだけが一度の我が食事限界
間食は仕方なし!!
ってことでオレンジジュースとグレープジュースをおともに
えびせん と KitKat
どちらも超美味しい。
1時間スリープのあと来月からNHKに戻ってくるドクターG
昨年の今頃放送の本日の再放送を見る!!
人間の身体って見事に調和されています。それに心身とも健康でないと病魔は襲ってきます。
それに病気は氷山の一角なんです。
ホントは根本に病気があってそれがあちこちに顔を出すのです。
それに対応する細胞どもは立派なものです。
昔から氷山の一角を示す病気を米人医師がグレート・イミテイターって呼んでます。
そのお話です。 面白いです。 病気に興味のある方、下記の案内文なり放送をご覧あれ!!
フリーランスのドクター青木 眞医師が研修医を指導します。
結核ということで、Great Imitator(模倣の名人)と言われるように非常に色々な病気の真似をしてきますね。SLEの真似をしたり、ベーチェットの真似をしたり。診断を間違うと大変なことになりますよね。結核以外の病気というのは、ベーチェット病などにしても免疫抑制を強くかけなきゃいけないですね。ですので、もし結核であるのに免疫抑制をやったら、大変なことになった。そういう意味では本当に注意しなきゃいけない病気だということも学んだと思います。
(2014年9月26日放送)
夏バテが治らない35歳の男性 視力低下と微熱が続く ドクターG
日本の夏は、年々気温があがり、35度オーバーは、もはや当たり前のようになってしまいました。
私たちの子供だった1960年代頃の夏は今から比べると本当に涼しかったですよね。クーラーなんか、もちろんない時代でし、電車も車も窓全開で走ってましたよね。
厳しい暑さがが終わって、秋になってくると夏の疲れがどっとでて、体調を崩す人も多いですよね。今回の患者さん、電器店に務める35歳の男性も、はじめは夏バテかなと思っていたようです。
症状は、身体がだるく微熱が続いていました。時折、目もかすむこともあります。
症状は、いっこうに治らずどんどん悪化するばかり。視力の低下に加えめまいもするようになり、仕事にも支障がでるようになってしまいました。
どうやら、誰もが経験するような夏バテや夏カゼとは、ちょっと様子が違うようです。
「こういうのは、色々な病気に化けるわけです・・」というドクターGこと 青木眞医師の言葉に、研修医も大苦戦。はたして、研修医たちの下した病名は・・。
視力低下と微熱夏バテが治らない35歳の男性の診断は
●主訴 夏バテが治らない
夏バテしたみたいで、ずっとだるさが抜けない。町の電気店を経営している義理の父の元で、働いています。
だるさは2週間前からです。エアコンの修理がかなさっている時期で、疲れが溜まってたみたいで咳がでてきました。
食欲があまりありませんが、下痢や便秘、腹痛はありません。
熱は37℃位の熱がでたことが、何度かあります。来院10日前くらいから、さらにだるくなりました。
ビタミンCや、辛いものを食べると辛いです。最近、視力が落ちたなって感じがして、作業中クラクラしてしまいました。
めまいではなく、眩しく目が開けれない感じで、遠くがぼやけて、特に右目が見えずらい感じでした。
昨日は、両目が見えづらくなって、お客さんの顔を間違えてしまいました。
●バイタルデータ
体温 37.4℃
血圧 145/80
脈拍 85回/分
呼吸数 14回/分
ファーストカンファレンス
・過敏性肺臓炎
特定の物資を繰り返し吸い込むことで起きるアレルギー反応。エアコンの取り付けでカビを吸い込んだ?
・結核
結核菌を病原体とする感染症。せきやくしゃみで空気感染する。症状は、せき、発熱、だるさ。結核は何にでも化ける病気で、膠原病やガンのような症状にも見える。
●目の症状から病名を考えてみる
・多発性硬化症
視神経や脳神経が侵されると視力障害が現れる。特長は、よくなったり悪くなったり波がある。
・サルコイドーシス
主に肺に肉芽腫と呼ばれる病変ができる原因不明の難病。主な症状は、目のかすみ、せき。
●口の異変から考えてみる
・ベーチェット病
全身の様々な場所に炎症がおきる原因不明の難病主な症状は、視力障害、口内炎、発熱、関節痛、皮膚症状など
●患者の問診と検査
問診
・最近海外に行ったことはない、手足の関節は痛くない
・口内炎ができている
・奥さん以外の人との性交渉はない
・1ケ月前にも倒れたことがある。熱がでて近くのクリニックで
薬をもらい3日程度でラクになる
・ベーチェットを疑い、針反応ををみたが反応なし。
・目の検査・・前房蓄膿が見られぶどう膜炎(虹彩炎)と確認
・心音・・異常なし
・呼吸音を聞く・・右の肺で異音
・胸部レントゲン・・肺門に異常
・CT・・肺門右側のリンパ節に腫れている
診断でわかったことは、
①ぶどう膜炎 ②乾性胸膜炎 ③右の肺門リンパ節腫脹
●絞りこまれた病気
・ベーチェット病
・サルコイドーシス
・全身性エリテマトーデス(SLE)
これらの中で、ぶどう膜炎、口内炎、胸膜炎、肺門リンパ節腫脹の適合を見てみると、全身性エリテマトーデス(SLE)が全部に当てはまる。
ドクターGからの忠告
最初の診断ででていた、結核を検査をせず見過ごしていることに忠告。結核は命に関わる病気であり、感染症の拡大があるので、まっさきに確かめつぶしておかなくてはいけない病気。
ドクターGは、痰から抗酸菌の検査を実施していた。結果は、1日目 陰性、2日目 陰性、3日目で陽性がでる。
最終診断
結核でした。結核も、ぶどう膜炎、口内炎、胸膜炎、肺門リンパ節腫脹などの症状をおこすことがあります。
患者さんには、結核菌を死滅させる抗結核薬の投与を開始。結核菌が死滅するまで、長期間服用し完治しました。
日本は、毎年2万人の結核患者が発生する中蔓延国で保菌者はその倍がおり、免疫機能の低下などにより発病します。
結核は、Great Imitator(模倣の名人)といわれいろんな病気の症状を模倣します。
今回の場合、症状がほと
んどおなじ免疫系のベーチェット病と診断し、結核患者に免疫を抑制する治療を行っていたら、大変なことになるので、しっかり診断することが大切です。
3回目の休憩
午後11時55分
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平成27年 西暦2015年9月29日 火曜日
やっぱ一日一食ではお腹が空くのか間食
夕食は動けないほど沢山食べるも
あれだけが一度の我が食事限界
間食は仕方なし!!
ってことでオレンジジュースとグレープジュースをおともに
えびせん と KitKat
どちらも超美味しい。
1時間スリープのあと来月からNHKに戻ってくるドクターG
昨年の今頃放送の本日の再放送を見る!!
人間の身体って見事に調和されています。それに心身とも健康でないと病魔は襲ってきます。
それに病気は氷山の一角なんです。
ホントは根本に病気があってそれがあちこちに顔を出すのです。
それに対応する細胞どもは立派なものです。
昔から氷山の一角を示す病気を米人医師がグレート・イミテイターって呼んでます。
そのお話です。 面白いです。 病気に興味のある方、下記の案内文なり放送をご覧あれ!!
フリーランスのドクター青木 眞医師が研修医を指導します。
結核ということで、Great Imitator(模倣の名人)と言われるように非常に色々な病気の真似をしてきますね。SLEの真似をしたり、ベーチェットの真似をしたり。診断を間違うと大変なことになりますよね。結核以外の病気というのは、ベーチェット病などにしても免疫抑制を強くかけなきゃいけないですね。ですので、もし結核であるのに免疫抑制をやったら、大変なことになった。そういう意味では本当に注意しなきゃいけない病気だということも学んだと思います。
(2014年9月26日放送)
夏バテが治らない35歳の男性 視力低下と微熱が続く ドクターG
日本の夏は、年々気温があがり、35度オーバーは、もはや当たり前のようになってしまいました。
私たちの子供だった1960年代頃の夏は今から比べると本当に涼しかったですよね。クーラーなんか、もちろんない時代でし、電車も車も窓全開で走ってましたよね。
厳しい暑さがが終わって、秋になってくると夏の疲れがどっとでて、体調を崩す人も多いですよね。今回の患者さん、電器店に務める35歳の男性も、はじめは夏バテかなと思っていたようです。
症状は、身体がだるく微熱が続いていました。時折、目もかすむこともあります。
症状は、いっこうに治らずどんどん悪化するばかり。視力の低下に加えめまいもするようになり、仕事にも支障がでるようになってしまいました。
どうやら、誰もが経験するような夏バテや夏カゼとは、ちょっと様子が違うようです。
「こういうのは、色々な病気に化けるわけです・・」というドクターGこと 青木眞医師の言葉に、研修医も大苦戦。はたして、研修医たちの下した病名は・・。
視力低下と微熱夏バテが治らない35歳の男性の診断は
●主訴 夏バテが治らない
夏バテしたみたいで、ずっとだるさが抜けない。町の電気店を経営している義理の父の元で、働いています。
だるさは2週間前からです。エアコンの修理がかなさっている時期で、疲れが溜まってたみたいで咳がでてきました。
食欲があまりありませんが、下痢や便秘、腹痛はありません。
熱は37℃位の熱がでたことが、何度かあります。来院10日前くらいから、さらにだるくなりました。
ビタミンCや、辛いものを食べると辛いです。最近、視力が落ちたなって感じがして、作業中クラクラしてしまいました。
めまいではなく、眩しく目が開けれない感じで、遠くがぼやけて、特に右目が見えずらい感じでした。
昨日は、両目が見えづらくなって、お客さんの顔を間違えてしまいました。
●バイタルデータ
体温 37.4℃
血圧 145/80
脈拍 85回/分
呼吸数 14回/分
ファーストカンファレンス
・過敏性肺臓炎
特定の物資を繰り返し吸い込むことで起きるアレルギー反応。エアコンの取り付けでカビを吸い込んだ?
・結核
結核菌を病原体とする感染症。せきやくしゃみで空気感染する。症状は、せき、発熱、だるさ。結核は何にでも化ける病気で、膠原病やガンのような症状にも見える。
●目の症状から病名を考えてみる
・多発性硬化症
視神経や脳神経が侵されると視力障害が現れる。特長は、よくなったり悪くなったり波がある。
・サルコイドーシス
主に肺に肉芽腫と呼ばれる病変ができる原因不明の難病。主な症状は、目のかすみ、せき。
●口の異変から考えてみる
・ベーチェット病
全身の様々な場所に炎症がおきる原因不明の難病主な症状は、視力障害、口内炎、発熱、関節痛、皮膚症状など
●患者の問診と検査
問診
・最近海外に行ったことはない、手足の関節は痛くない
・口内炎ができている
・奥さん以外の人との性交渉はない
・1ケ月前にも倒れたことがある。熱がでて近くのクリニックで
薬をもらい3日程度でラクになる
・ベーチェットを疑い、針反応ををみたが反応なし。
・目の検査・・前房蓄膿が見られぶどう膜炎(虹彩炎)と確認
・心音・・異常なし
・呼吸音を聞く・・右の肺で異音
・胸部レントゲン・・肺門に異常
・CT・・肺門右側のリンパ節に腫れている
診断でわかったことは、
①ぶどう膜炎 ②乾性胸膜炎 ③右の肺門リンパ節腫脹
●絞りこまれた病気
・ベーチェット病
・サルコイドーシス
・全身性エリテマトーデス(SLE)
これらの中で、ぶどう膜炎、口内炎、胸膜炎、肺門リンパ節腫脹の適合を見てみると、全身性エリテマトーデス(SLE)が全部に当てはまる。
ドクターGからの忠告
最初の診断ででていた、結核を検査をせず見過ごしていることに忠告。結核は命に関わる病気であり、感染症の拡大があるので、まっさきに確かめつぶしておかなくてはいけない病気。
ドクターGは、痰から抗酸菌の検査を実施していた。結果は、1日目 陰性、2日目 陰性、3日目で陽性がでる。
最終診断
結核でした。結核も、ぶどう膜炎、口内炎、胸膜炎、肺門リンパ節腫脹などの症状をおこすことがあります。
患者さんには、結核菌を死滅させる抗結核薬の投与を開始。結核菌が死滅するまで、長期間服用し完治しました。
日本は、毎年2万人の結核患者が発生する中蔓延国で保菌者はその倍がおり、免疫機能の低下などにより発病します。
結核は、Great Imitator(模倣の名人)といわれいろんな病気の症状を模倣します。
今回の場合、症状がほと
んどおなじ免疫系のベーチェット病と診断し、結核患者に免疫を抑制する治療を行っていたら、大変なことになるので、しっかり診断することが大切です。
3回目の休憩
午後11時55分
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