アラエイも気持ちはエイティーンの青春ブログ

2019年7月29日から
ロンカイン市生活スタート
令和5年2023年1月1日数え79歳ワクワク人生

やまのあなたのそらとおく

2009-01-31 07:11:40 | Weblog
1月31日 土曜日 抜歯一日後

今朝の散策は雨の上がった6時半 10℃ 
厚い雲に覆われた京都
体感温度はとても暖かい木幡池周辺を。

現在は50羽ほどのしらさぎが池の周りの数本の木をねぐらにしている。
多いときは200羽にもなる。
この時間帯から2-30分でどこか遊び場所えさ場所に飛び立っていく。
そして夕方5時から6時にかけて戻ってくる。

飛び立ちを眺めながら
青い醍醐山系をながめなら
ブッセの やまのあなたの そらとおくーーーーーのポエムがうかんでくる。
Uber den Bergen
おそらくはドイツ語の詩をいまでも暗誦するI恩師の影響?
すぐにインフルエンスされるのが小生のいいところであり欠点。

昨日は今年87歳になる京大時代のI恩師と
京都ホテルで待ち合わせ
40年もお付き合いさせていただくと師弟関係からはなれて
家族のようになってくる。当時小学生だった息子さんや娘さんが
40年たっているのですから。
少し足腰が弱りお嬢さんがエスコートで来られた。

昨年小生がベトナムに来る直前にお会いしてからほぼ半年
杖が増えただけでインテリジェンスと好奇心はまったく衰えていない。
2時間半もいろいろお話。

はじめて小生が祇園祭
鴨川の堤の夕暮れ時
当時は先生の秘書で
現在の小生のワイフである彼女との
ファーストキッスに刺激され
大学で研究が手につかないことを報告したことなどを
いまだに覚えていて話題に持ち込んでくる。
気が若いです。

そして小生とのブログ談義で
87歳にしてチャレンジしようかと???!!!
決断する。 実行を待ってます。

先生のような人生経験を
知的人生を
何も残さずに逝ってしまうの
駄目です。 われら後輩 日本の若者たちに
メッセージを出すべき!!
87歳の目で眺めた日本は生き方は
われわれに参考になるのです。
小生一人が聞くのはもったいないと説得。

お弟子さんには学長や教授がざらざらいるのに!!
87歳の京大の名誉教授が
ブログを書き始めたら
マスコミすら注目すると!!
せんど言いました。

先生をタクシーに送り
三条のとうふ処 豆雅伝へ:なんといっても抜歯一日目ですから
夕食は豆腐料理。
雨のためお客は小生一人
滋賀の田舎から出てきた
ういういしい娘さんの店員とお話しつつ
しずかなBGMのもとおいしくいただきました。

そしてシェリーの
ふゆきたりなばはるとおからじ
ブッセの
やまのあなたのそらとおく
メーテルリンクの
青い鳥 チルチルとミチルの
幸せは足元にアル

学生にいつも冬になるとこの3点セットで
講義を開始したことを
思い出しつつ
I恩師との会話に感謝していました。

40年来の友
台湾の陳先生が急逝したことを
恩師から知らされ
昨年3月わざわざ台北まで小生に会いに来てくれたのが
今生の別れになるとは!!
ご冥福をお祈りします。




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