アジア1勝の頼みの綱、リーグHの韓国も27日早朝ベルギーに負け、これでとうとうアジア勢4チームはブラジルW杯で1勝もできなかった。0勝3分9敗である。
32チーム制が導入された1998年以降で初めてのことで、次回のロシア大会でアジア枠が減らされる心配も出て来た、と読売が報じている。
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確かにアジアのサッカーと欧州、南米との実力差は目を覆いたくなる。実力差というよりサッカーの質そのものの違いを感じる。
今回のW杯は開催国ブラジルの他、欧州13、南米5、北中米4、アフリカ5、アジア4の32チームで、決勝トーナメントに進出したのはブラジル、欧州6、南米4、北中米3、アフリカ2、アジア0である。
やはりサッカー後進国のアフリカ勢5チームは3勝3分9敗でナイジェリアとアルジェリアが決勝リーグ進出、健闘している。何ともアジアの悲惨な状況が浮き彫りとなった。
アフリカはほとんど国内リーグはなく、選手は欧州のプロリーグに所属しているようだ。それに比べて日本をはじめアジアチームは、恵まれた環境にもかかわらず結果が出せない。
大会の始まる前はベスト16どころかベスト4を予測するほど煽りに煽った。予選突破を条件に2022年のカタール大会が辞退すれば、日本が名乗りを上げる話まで出ていた。
2020年の東京五輪を例に出すまでもなく、サッカーリーグ、日本相撲協会、プロ野球など日本のスポーツの在り方を考えさせるブラジルW杯となった。
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