4月13日(木曜日)の地元紙宇部日報に面白い記事を見つけたので紹介する(写真クリックで拡大、さらにクリックで拡大)。
「損か徳か、人間のものさし。うそかまことか 仏様のものさし」 この言葉に最近ぐっと詰るものを覚える。損得勘定で人を推し量るのが世の常とはいえ、これではだめだと最近良く分かってきたが、損得も嘘も言う中国人の場合はどうなんだろう。
脳梗塞で多くの病院通いを始めているが、リハビリ病院の退院時に糖尿病と脳神経科の地元病院を紹介された。端にも棒にもかからないのが糖尿病のT内科の先生だ。高血圧と糖尿病が専門で高齢患者が多く、非常に繁盛しており、まず人の話に耳を貸さない。本当に待ち時間1時間で診察5分を地で行く。
内科は尿と血液検査結果を見て、薬を決めるが、どこか調子が悪いと言うと、すぐに薬を出す。おかげで薬が山のようになり、肝心の足のむくみには見ようともせず、利尿剤を出して終わりだ。しかも口の利き方が上から目線で、人を見くびった物言いをする。
宇部には山口大学の工学部と医学部があり、付属病院が存在する。そのせいか人口の割りに病院が多い。T内科も山大つながりで紹介されたが、その先公は宇部の私立中から下関西高校、山大医学部卒の一応エリートだ。だからと言って患者を見下して良いことにはならないだろう。医者にあるまじき言動と思う。
そこで思い切って脳神経科の先生に相談したら「性分が合わないのはどうしようもない」と言ってT内科の先輩、F内科を紹介してくれた。そういう経緯もあって、今度は謙虚で人の話を良く聞いてくれて、薬の内容も一から見直し、足のむくみもとれてきた。医者は薬の勉強もすることを始めて知った。