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中国、3社に3G携帯免許 インフラ整備3.8兆円規模 内需刺激促す

2009-01-09 | 市場動向/中国・インド



 中国政府は7日、第3世代(3G)携帯電話事業の免許をチャイナ・モバイル(中国移動)など3社に付与した。

 工業情報化省の王立健報道官が電話取材に対して述べたもので、これにより、3兆8000億円規模の3Gネットワーク整備に道が開かれたことになる。


●11年までに1億ユーザー

 中国政府は、携帯電話サービス会社が国内の3Gサービス提供に向け、合わせて2800億元(約3兆8000億円)を投じると見込んでいる。

 中国移動と中国聯通がそれぞれ1000億元、中国電信が800億元を投資する見込みで、この投資により、エリクソンやZTE(中興通訊)など通信ネットワーク機器メーカーも恩恵を受ける見通し。

 中国移動はTD-SCDMA方式、中国聯通(チャイナ・ユニコム)はW-CDMA方式、中国電信(チャイナ・テレコム)はCDMA2000方式の技術を使用してサービスを提供する。

 中国国内における3Gユーザー数は2011年の末までに、同国の携帯電話使用人口の11%に当たる1億300万人に達する見通し。

 中国政府のデータによると、08年11月末時点における同国の携帯電話使用人口は6億3380万人。





【記事引用】 「フジサンケイ ビジネスアイ/2008年1月9日(金)/30面


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