NTTドコモは28日、出資先のインド携帯電話大手タタ・テレサービシズ(TTSL)が11月5日に第3世代携帯電話サービスを始めると発表した。
免許を取得した西部を中心とする9地域で順次サービスを始める。音声だけでなくデータ通信需要の拡大に合わせ、TTSLと共同でスマートフォンの投入も検討する。
ドコモは、日本国内では12月末にも「3.9世代」と呼ばれる次世代携帯電話サービス「LTE」を開始する。
これに合わせ、2011年度にパソコンや電子書籍型端末と無線LAN接続が可能なLTE対応の「モバイルWiFiルーター」を発売する方針も発表した。
【記事引用】 「日経産業新聞/2010年10月29日(金)/5面」