「これが21世紀の現実か」と世界中が嘆いている。
プーチンの戦争は、今日も子どもたちや市民の命を奪い続ける。プーチンの戦争でウクライナとロシアの若い兵士の命が奪われている。
突きつけた条件をすべて飲ませるまで人殺しと破壊をやめないロシア。不当な戦争に抗し領土を護るため降伏はしないウクライナ。停戦への合意は先が見えない。
ロシア側の言い分は大きく2つだ。「NATO加盟国を東へこれ以上増やすな」と「ウクライナの非武装化・中立化とNATO加盟するな」といったもの。このロシアの要求との駆け引きが、停戦協議で落としどころを探っている。
トルコの仲介で行われる予定の両国外相会談。先ずは「停戦」で子どもたちや市民の命が奪われることを止めたい。ウクライナを脅し屈服させるためにこれ以上の人殺しや破壊はもう必要ない。
プーチンの戦争へ、ロシア国内からも反対の声が上がる。プーチンと一体になっていた経済人らからも反対の表明があいつぐ。にわかに言論を弾圧する悪法をもって、抗議の意思を示す集会参加者を逮捕させるプーチン。経済制裁でロシアが疲弊すれば増々戦争反対の声は多くなる。
ウクライナ国外への避難民は200万人を超えた。「人道回廊」というポーズの後、プーチンが大規模な戦闘を命じる危険性は高まっている。
それを止められるのは、国際社会とロシア国内の力しかない。