荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

雇用の巻。

2015年04月06日 | 日毎ニュースに正義の理想を



ネットニュースで【<非正規社員>不本意就労331万人】というネタを読みました。

なんでもアベノミクス効果はウソっぱちで、雇用は増えても非正規労働者が増えただけだと。

非正規雇用者の痛ましい現状を喧伝する記事でした。

格差は拡大するばかりだ政府は何をやってるんだ

というバカ記事です。

さて、僕は昔からこのテの【非正規雇用者】の扱いにちょっとした怒りを覚えております。

まず最初に『正社員になりたいけどなれない』ヒトがたくさんいるのは百も承知である事は前提としましょう。


そもそもハケンなんて『正社員の様にバカみたいに社畜になりたくない愛社精神なんてクソだ9時から5時までしか働きたくない土日に出社するなんてお金をもらってもまっぴらだ会社の飲み会に参加するなんて死んでも嫌だ』ってヤツの吹き溜まりだったわけです。

それでも世の中に仕事があった時はそれで良いでしょう。

でも仕事がなくなって職を辞さざるをえなくなると『正社員ばかり守って、非正規雇用者は守らないのかぁぁぁ』と喚きます。

おかしいでしょ。

だったら死ぬほど頑張って正社員になればよろしい。

正社員募集なんてたくさんありますよ。

バカな無能のクセに仕事選んでんじゃねぇよ。


都合良く働ける場所なんてないんです。

都合良くやってんのは経営者だけなんです。

バカな無能のクセに楽して働こうってのが間違いなんです。


僕は30代の10年間はホント死ぬほど働きましたよ。

会社のためでもないです。

お金のためでもないです。

自分の誇りのためです。

オンナはどうだか知りませんが、オトコは仕事って思ってましたから。

趣味は仕事しかありませんでした。

仕事をしていないと不安でした。

完全なワーカホリックです。

ワタミ株式会社創業者の渡邉美樹が『365日24時間死ぬまで働け』とかなんとか言って問題になったそうですが、僕にしてみりゃ当り前ぇの事です。

自分に合う仕事なんてないんです。

仕事に自分を合わすのです。

10年も20年もかけて。

それが【働く】って事なんです。

過保護に育ち、甘い考えで社会に出、己を矯正せずにハンパ仕事をしているヤツの多い事。

そんなヤツにモノ申す資格などビタともありません。


あるオンナがいたとします。

結婚し、ガキを産みました。

ガキを育てるため長い間、職に就くという事がありませんでした。

やがてガキが成長し『そろそろ働きたいわ』とかヌかし出します。

で『どうせ働くなら、ハケンやパートじゃなく正社員で…』となります。

これほど都合の良い論理があるでしょうか。

何ひとつ特技や履歴もないオバサンが正社員で働けるわきゃねぇだろ

結婚も出産もせず、仕事にのみ邁進して来たオンナですら降格やリストラに怯えているというのに。

正社員になれない世間を絶対に恨んではいけません。


【働く】という事は実に大変な事なんです。

若いヤツのみならず、いい歳ブっこいたジジイ・ババアでもそれを理解出来ていないバカな無能が多過ぎます。


まぁ、こんな真面目過ぎる僕の方がマイノリティなんでしょうが。


ネットニュースのコメント欄より。バカばかりという事がよく分かります。せめて誤字脱字くらい気ぃつけろや

“耳障りの良い”って何だ?バーカ


『横並びの年功序列は良くないが、長期雇用で安心して仕事に打ち込めれば、その道にプロになれるし、生活設計も安定します』御手洗冨士夫(ニッポンの経営者・1935~)