お産・育児ママネットワーク パム

皆様の周産期医療・産科医療に関するご要望、ご意見をお聞かせください。合わせて私達の活動記録です。

河合蘭さんの講演会が開催されました。

2008-05-27 05:19:29 | お知らせ

信濃毎日新聞掲載記事 2008 5・25 東信版

産科医療や出産をテーマに講演会

上田東ロータリークラブ

上田東ローターリークラブ(千野哲夫会長)は24日、出産ジャーナリストの河合蘭さんを招き、「産科医療の実態と正常出産のために生活習慣」と題した講演会を上田市内のホテルで開いた。河合さんは「ハイリスクの出産を減らすためには地域の企業の理解が必要」と話した。
過重勤務や、医師の新たな臨床研修制度、訴訟リスクで産科医が減り、「10人に1人から2人が、自分の望んだ場所かで出産できない」を説明。
より難しい出産となる2500g未満の新生児の割合が30年で2倍になっているとのデータを示し、妊婦は適度な食事を取ること、ストレスを減らすことが、ハイリスクの出産を減らすことにつながると指摘した。
さらに、「妊婦の夫が仕事で遅くなると、強いストレスになる。夫が勤める会社が『妊夫』が早く帰宅できるようにすることも、安心して出産できる地域を作るために大切」と提案した。
(信濃毎日新聞掲載記事)
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河合蘭さんのお話を聞きにいきませんか?
5月24日上田東口ータリ-クラブ主催で、出産ジャーナリストの河合蘭さんが産科医療の実態と、安全な出産のための生活習慣」と題し、お話をしてくださいます。
参加希望の方は、できれば17日(土)ごろまでに、
keep-s@goo.jp 斉藤までメールをください。

日時 平成20年5月24日(土)午後1時半~3時ごろまで
場所 上田市の東急イン
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河合さんは、私たちが活動を始めたころから、私たちの活動を深く理解し、この3年ちかく上田を見守ってくださっています。上田に限らず、全国の産科の医療の実態をジャーナリストとして発表され、さまざまな立場を理解されながら、母に寄り添ったお産の深い意義も提唱してくださっています。

私たちも、今までの活動を協力していただいた偉大なサポータのお一人です。
平成18年1月15日   
 「それぞれの「いいお産」ってなに?」勉強会にきてくださいました。
また、3年前の産院存続活動の際に、こんな提唱ををてくださいました。
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■母乳育児は産科学ではなく「育児学」
母乳育児や正常出産ケアが果たして医療なのだろうか?これを、いつまでも産科学の権力構造の中に置いておくと、産科に余力がなくなった今、ふとしたはずみに消えてしまうのではないかという不安を覚える。枠組みを変えてしまうのはどうだろうか。例えば上田市産院は、高度医療ができない出産施設としてとらえるのではなく、出産もできる高度な育児支援センターになるという道もある。上田市の土屋部長も、案として、小児科の併設を検討したいと言う。高度医療施設で出産したハイリスクの人が、退院後に上田市産院へ来て入念な母乳育児ケアを受けるのもいいと思う。基幹病院のスタッフが母乳ケア研修に来ることも出来るだろう。高度医療が1次医療をサポートするだけではなく、1次医療も高度医療を補う。

産み育てる悦びのモデル――上田市産院 REBON紙 河合欄編集長 提唱
◆上の記事について◆
この3年で、さまざまな変化もありました。提唱されていた時点と現状は随分と違ってきています。私たち母も、もっと足元を見つめ、自分たちができることを模索しています。
 そして、私たちにお産のすばらしさを教えてくださった、上田市産院前院長甲藤先生は、諏訪中央病院に5月より勤務され、一年間休止していたお産が、来月再開されると、発表されました。新天地で、先生のご活躍を心から応援します。先生が現場に戻られたこと、本当に嬉しく思っている私たち仲間です。 
   ・新聞記事 ある産婦人科医のひとりごとより



当日のお話は、はじめて産科医療のお話を聞く方でも、今の日本の現状と、今私たち女性が心がけなければいけないことを端的にわかりやすくお話してくださると思います。

最近の河合さんの発表されたものは、
今年冬に
◆産科医不足と妊婦健診をめぐる実感調査◆
 1100人の妊婦・母親の声
を調査され、読売ウィークリー(1月28日発売売)に発表されました。
(1月26日発売売)AERA with Baby Vol.4では、「1人目を産んだ病院で2人目を産めるとは限らない…産科医不足私たちの産む場所を守りたい」
 このシリーズで上田を取材していただいています。

一人でも多くの方に、河合さんのお話を聞いていただきたい。
参加希望の方は、keep-s@goo.jp まで、斉藤までメールをください。
氏名、参加人数、お住まいの街 できれば○代かお年を教えていただけたらありがたいです。

東ロータリーの方に、私よりお願いします。
どうかよろしくお願いします。






コメント (3)
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