鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

くるま(8)

2010年02月28日 | Weblog
今回はエンジンについて

BMWという名前がバイエルンエンジン製作所から来ているように、エンジンにこだわりがあることで有名。
今回買った車のエンジンは直列6気筒を搭載しており、出力は218馬力、トルクは25.5kgmであるが、数値以上にパワフルに感じる。

レッドゾーンは7000回転からで、そこまではスムーズに一気に回る。その際の音も「クウォーン」という抜けるような良い音がする。

【以下、ウンチク話】
直6という型式のエンジンは理論的には完全バランスであり、直4やV6、V8のように一次振動、二次振動が出ない。確かに振動・ノイズなしに回る。

車のエンジンとしては、直6以外では水平対向6気筒(ポルシェ)やV型12気筒(フェラーリ、ジャガー)も完全バランス。V12は直6を二つつけたような構造のため、Vバンクの角度によらずにバランスしている。
【ウンチク話終わり】

この車のエンジンには、バルブトロニック(吸気のスロットルバルブを持たず、吸気バルブのリフト量により吸気制限を行う仕組み)とVANOS(可変バルブタイミング)が組み込まれており、燃費と出力の双方の向上を目指している、らしい。

実際にはどうかというと、高出力はともかく、燃費は良いとは言えない。
もともとハイオク指定で燃料代が割高の上、街中の買い物程度で長距離を走らない使い方だと、リッター5キロくらいしか行かない。
うちの近所は坂が多いせいもあるのだろうが。
(前の車でも、同じような使い方ではリッター8キロを切っていた)

日曜朝の空いている首都高を走ったところリッター12キロまで伸びたので、長距離を走る場合の燃費は良いかもしれない。
でも、ほとんどは近所への買い物と子どもの塾の送り迎えにしか使っていないので、燃費の悪さが目立つことになりそう。

この6気筒エンジンはキャビンにめり込むように奥まって搭載されており(写真はクリックで拡大)、その結果FRであるのに前後重量配分がほぼ半々となっている。ちなみに、バッテリーはトランクルームにある。

そういえば、BMWの伝統?で、タコメーターの下に瞬間燃費計がついており、アクセルの踏み方で燃費がどのように変わるかわかり興味深い。アクセルを離した際にどのタイミングで燃料をカットしているかもよく分かる。