鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

新卒採用

2007年03月10日 | Weblog
一ヶ月近くほったらかしになっていました。毎日見に来られていた方、すんまそん。


最近、景気が良くなってきたようで(本当か?)、新卒採用も売り手市場になっているそうだ。
先日もこんな記事が出ていた(下にあります)。

90年代後半から一昨年くらいまで続いた就職難はいったい何だったのだろうか?

そもそも、日本の企業は新卒採用者は(内資大企業では基本的には)終身雇用を前提に採用している(はず)。

であれば、景気の波によって新卒採用数が何倍も変わるのはおかしい。
景気が良いといって大量に採用しても、その者たちが一線で活躍出来るようになる頃には景気が下降局面に入っていることが多いから。
長期にわたり会社に貢献する正社員の採用数は、景気の波に関わらず長期的な展望に基づいて採用数は一定レベルを維持すべきはず。また、2007年問題などは、ずっと前から分かっていたはずで、今から採用を増やしても遅いような気が。

しかし、それが出来ていないということは、経営者が何も考えていないのか、それとも仕組みとしてそんなことは出来ないのか?

人材の採用の考え方は株と同じで、安い時に優良な株を買って(買い手市場の時に採用して)割高な時には買わない(売り手市場の時には無理に採用を増やさない)のが正しいと思うのだが・・・




電機、目立つ新卒採用増 08年度の計画出そろう
2007年03月09日19時01分

 大手電機メーカーの08年度新卒採用計画は、大幅に採用を増やした07年度をさらに上回る計画が目立つ。団塊世代が大量に退職する「07年問題」もあり、技術系を中心に優秀な人材の確保を急いでいる。内々定を早める動きも出ている。

 9日までに出そろった採用計画で、対前年度増加率が最も高いのは、主力の液晶テレビが好調なシャープ。同事業の拡大に向け、59%増の900人(高卒を含む)を採用する計画だ。大卒は倍増の800人で、07年度中の中途採用も含めると1000人の大台に乗り、92年度以来16年ぶりの高水準となる。

 日立製作所は7%増の1050人(同)。中途も含めて1250人を予定する。松下電器産業も7%増の800人(高卒、07年度中の中途を含む)で、好調なデジタル家電分野などに新入社員らを配置する方針だ。

 東芝は07年度から微減だが、1500人(同)の高水準を維持。富士通は07年度と同じ585人。ソニー、NEC、三菱電機も2~4割増やす計画だ。