気儘に書きたい

受験勉強よりもイラストを書くのが好きだった高校生の頃---、無心に絵を描く喜びをもう一度味わえたらいいのだが。

2008年6月27日午前9時7分

2008-07-17 22:23:16 | イメージ画
9時6分頃家を出て、二夕松町の信号にひっかかった時、路側帯を徐行して、車列の先頭に出た。信号が青になって発進し、左カーブを曲がると葛葉郵便局の前の道路脇に青い軽自動車が止まっていた。こちらは本線を走行しているので直進するつもりだった。と、その時、軽自動車が本線に入ろうとしてきた。ブレーキをかけても間に合わない、回避するしかないと咄嗟に判断した。バイクを右に寄せながら、何とか間に合ってくれと思った瞬間「ドン!」という衝撃とともにバイクもろとも弾き飛ばされた。
横向きに寝た状態でアスファルトの上を体が滑っていった。目の前を独楽のように回るアフリカツインが同じ方向に流れていった。バイクのどこかが私のヘルメットを直撃したあと、対向車線を塞ぐ形で二つの物体が止まった。
私はすぐに起き上がった。朝のこの時間帯に対向車がなかったのは奇跡だった。
まず、倒れたバイクを起こそうとした。体の左側にダメージを受けており、左足のふんばりが効かない。いつもなら簡単に起こせるのに。
葛葉郵便局の人たちがかけつけてきた。
「大丈夫ですか!」「動かないでじっとしてた方がいいよ。」「歩道に座っとき!」
軽自動車を運転していた若い女性がおろおろしながら言った。
「すみません。私が後ろを見ていなかったんです。」

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