昨年の3月12日に職場の同僚が関東に行っていましたが、やっと連絡が取れた時に「気仙沼が燃えている!凄い事になっている!」と聞きました。
こちらは停電と寒さで不安な日を過ごしている最中でしたが、まさか現実を、13日の夜にテレビで知るとは思っていませんでした。
第十八共徳丸の船体が「復興イベントの会場」の近くにありました。
気仙沼市
当市においては、東日本大震災において甚大なる被害が発生しました。ここはその中心となる場所の一つです。
写真撮影等にあたっては犠牲者や被災者へのご配慮をお願いいたします。
「魚町(さがなま)ッつあ もどっぺす!」
2012.3.10
魚町二区商店会
鎮魂祭と復興イベントの宮城県気仙沼市魚町二区特設会場のステージで市長さんのご挨拶から復興イベントが始まりました。
「創作太鼓 鼓遊座」の力強く打ち鳴らされる太鼓の音から復興祭のが始まりました。
黙祷は最初にありましたが、古民家にとっても長い1年でした。
写真右の舟は、地元の漁師さんの手作りの精霊舟です。
追善供養札に、亡くなられた方や行方不明の方々へ私の想いを書いて来ました。
臨時船ひまわりにて湾内を航行して、和尚様に拝んで頂けると聞いて、私の前進の節目にしたいと思います。
迫力ある太鼓の音は、浜の心意気を感じて来ました。
イベント会場の外では、甘酒が振る舞われ「身体を暖かくして下さいね!」と掛け声があり、人気で、細かなプレゼントもあり、雨降りでしたが、人情の街は変わっていません。
特設会場に飾られた「魚町ッつぁ もどっぺす!」の旗が復興の象徴です。
会場でさだまさしさんのコンサートがありました。入場券が無いと入れないと諦めていましたが、会場関係者さんのご配慮で見る事ができました。
歌を聞いて涙が出たのは殆んどありませんでしたが、会場で見ている方々のハンカチが懸命に涙を拭っているのと1年が何も出来なかった思いと重なってしましました。
開会前の会場を準備している青年達は震災前の街の写真を貼っていました。
東日本大震災前の気仙沼の写真です。
「復興祈願 気仙沼写真展」の一枚の港の写真は、感無量です。
僅かばかりの買い物をして、お昼を食べに、仮設の「南町紫市場」に行きました。
案内のチラシには、
東日本大震災からもう1年が経ちます。
仮設ながらみんな元気に頑張ってます!!
南町紫市場にぜひお立ち寄り下さい。
とありました。
気仙沼復興商店街 南町紫市場です。
気仙沼の商店でお昼を食べたのは、久しぶりです。仮設であっても、お腹が空いたらやっぱり美味しい地元の料理を食べたいです。
(気仙沼の復興祭でお話した方やお店の方々の心のこもったおもてなしが周囲の光景を忘れさせてくれましたが、一関市を含めて現実は厳しいです、「がんばっぺぇ!」の「気」しか無いです!)
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YouTube: 歌でつなごう ~被災者のみなさんへ~ さだまさし