岩手県一関市東山町 農家民宿三澤

岩手県一関市東山町
日本百景猊鼻渓(げいびけい)のある町の里山の古民家民宿で、只今、奮闘中です!

宮城県気仙沼港 網本直送「新わかめ」!

2011年04月22日 | 一関市

Dscn8056_6896 東日本大震災の余震で叔母の家のある地域の被害が大きいと聞いて心配で行ってみました。

幸い大きな被害が周辺には無く厳美(げんび)の道の駅に寄って休憩しようと思いました。

4月11日の強い余震が一関市の被害を拡大した現場をみましたが、被害が大きい場所と少ない場所がはっきりしていました。

一関市でも、原因を調査中の様です。

そんな中で、懐かしい気仙沼の文字が眼に飛び込んで来ました。

気仙沼港の網本直送の「新物わかめ」等が販売されていました。

加工食品はスーパーでも買えますが「新物わかめ」を味噌汁で食べたかったです!

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わかめがたくさん、並んでいました。

小女子やふのり、塩こんぶがあり、つまみや料理にお客さんの会話が弾んでいました。

(撮影平成23年4月21日)

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ご主人の話では、「気仙沼港は全滅だ。かろうじて残った「わかめ」はこれで最後だ。」

「避難所に入れずに、まだ、車で寝起きしている人達がいるよ。」

「こっちの方の復旧の人達が即席のものを、良く買っていくなぁー。」

一関市は被災地の後方支援をしながらも、余震の復興を急いでいます。

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「気仙沼港」の被災の写真を数多く見ていますが、ピカピカのトラックの「気仙沼港 網本直送」は、浜の思いが詰まっています。

必死で逃げたのでしょうか、車に傷がありました。

ご主人に不覚にも、「友人が・・・。」と言おうとした瞬間に、計りの所に行かれてしまいました。

どの地域でも「東日本大震災」の傷が癒えずにいながら、ただ前向きでいる事が現実です!

元気で頑張るご主人を見て、車で1時間も掛らない三陸海岸に、必ず家族と行って長い空白の時間を埋める覚悟を決めました。

三陸の海の幸、ありがとう!

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午前中なのに、残り僅かですが、ご主人は一生懸命に「新物わかめ」や他の商品の説明です。

写真撮影の許可を頂き、気仙沼港の新物わかめの話を聞きました。

あまりにも、食べ慣れた「わかめの味噌汁がこれから食べられなくなるのでは・・・!」と不安です!

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ご主人が貼った「新物」のシールです。

「保証品だぞ!」と言いながら貼っていました。

三陸わかめを見ながら、食卓に次に上がる日を、ゆっくり待っています。

Dscn8080_6918 気仙沼産「新物わかめ」です。

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一関市の「厳美の道の駅」から、須川岳が見えます。

被災を言葉では、言えませんが、復興には、「生きとし生けるもの」の安堵の言葉が将来、待っています。

(宮城県気仙沼港の「新物わかめ」は、曇天の空を、「浜の根性」が晴れやかにしてくれました!)

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YouTube: スガ シカオ / 復興支援スタジオLive「Progress」


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うんうん (みゆきん)
2011-04-23 13:16:24
トラックの凹みを見て泣きそうになりました。
頑張ってる姿
生きようとしている人達
頑張れ!!
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海産物は壊滅的な被害を蒙ったようですね。 (都月満夫)
2011-04-23 13:36:42
でも、きっと立ち直りますよ。
ガンバレ東北!
したっけ。
返信する

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