岩手県一関市東山町 農家民宿三澤

岩手県一関市東山町
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古民家の栗(ポロタン)の果樹園の教訓!

2011年08月26日 | 古民家の果樹園

Dscn0848_10172_2 古民家の栗(ポロタン)の第一期の果樹園に今年も実が付きました。

果樹が親木になるのが、7~8割と言われています。

写真は何時も紹介していた栗(ポロタン)の樹では無く、平地農法で成育がやや遅れていた栗ですが上手く成長しています。

下草を刈って養分と保水効果で荒れ地に適した平地農法ですが、モグラがミミズを捕食して穴を開けて根が養分を摂れない状態が土壌が良くなると起きて来る事が今年になって出て来ています。

成長が良い場所には、リスクが多い事が分かります。春先まで順調に成長していた木が衰えていった原因は、冬期からミミズを食べていたモグラの開けた穴でした。

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古民家の果樹園で写真で紹介してる栗(ポロタン)の低木化まで行き始めた樹です。栗の花が付いた頃までは成長が順調と思っていましたが、モグラの穴で養分が行き渡らずに、枝の葉が枯れ初めています。

平地農法で、雑草を刈って冬期間には、凍裂の心配は無いと思っていましたが、土壌が肥沃になって行く過程で、ミミズが多くなって行き、補食するモグラ等も増えて来ます。「モグラ通った穴を冬の内に叩いておけば良かった。」と話しています。上手く果樹を成長させるためにも土壌改良以外のリスク管理も怠れません。

(新しい苗を植樹しますが、荒地が肥沃化する過程では、モグラ等の果樹の根を駄目にする天敵の対策が必要な教訓として、これからは取り入れて行きます!)

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