岩手県一関市東山町 農家民宿三澤

岩手県一関市東山町
日本百景猊鼻渓(げいびけい)のある町の里山の古民家民宿で、只今、奮闘中です!

古民家のピザ窯の修復工事が完了です!

2011年08月22日 | ピザ窯 

Dscn0807_10131古民家のピザ窯の補修工事は、工事では無く新しく蛇紋石をピザ窯の扉から入れる作業でした。小雨決行でした!

大きさは、長さ約90cm、横が約40cmの大きな石です。車は使わずに、ロープと木の棒を使って担いでピザ窯まで約15mを移動です。

大理石の交換の修復工事と思っていましたが、誤解して投稿した事をお詫びいたします。

Dscn0811_10135現役でもおかしくは無いと思っていましたが、古民家の代表の父親から電話が来た時に変りの大きな大理石があったのを記憶していましたから、一日掛かりの工事を予想していました。

「都合の良い日は何時だ?重いの運ぶの手伝ってくれ、頼むぞ~!」かなり短い電話で詳細は現場です!

東日本大震災と余震でピザ窯の周囲は亀裂が多いですが土台の基礎と藁(わら)と古民家の土で一カ月間、発酵させた土で造った窯は今でも心配ないです。

新しくは無いですが「石焼ピザ窯」の登場です!

余計な飾りを作らなかったピザ窯と、お客様から、ご指摘があった「ピサ窯は何処にあるのですか?」が修復作業を楽にしてくれました。

Dscn0810_10134ピザ窯の内部です。

中央部に大理石の割れた箇所が見えますが、大理石は割れてもピザ焼きには支障は無いように思いましたが、ピザの焼き加減に少し不満が出て来た所が本音の様です。

「灰が気になるし、直にピザを置いて焼きたい!」と修復作業の時に話していました。

美味しさに拘ってみると、石の上で焼くのが一番良いと、私も感じていました。

Dscn0813_10137移動中と扉から入れるまでの写真は作業に集中していて撮れませんでしたが、無事に約80Kgの蛇紋石がピザ窯に入りました。

水平を取って作業は終了です。

雨に濡れた蛇紋石がピザ窯の中では小さく見えました。

両脇に灰や置き火が厚くなっても高温の石の上でピザが焼ける音がして来るに違いありません。

Dscn0826_10150ピザ焼きの蛇紋石の水平を確認して作業は終了です。

発想は、柔らかい方が良いですね。

余震の続く最近で、「楽しい石焼ピザ」への思いが強くなって行きました。

一回に3枚のピザが焼ける様になりました。

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大理石を掃除していた手作りモップで蛇紋石を拭くと綺麗に石が光り出しました。

衛生面が更に向上した感じで、別の焼き物も考えてみたくなります。

歴では、明日23日は、処暑です。残暑お見舞いが出せない冷たい雨です。

こんな時候に「古民家のピザ窯がリニューアル」しました!

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東日本大震災と余震で心配していたピザ窯は、土台の石組の破損の心配も無く、窯も昔の職人さんの知恵で守られています。

シンプルで丸い形のピザ窯が「古民家のシンボル」になれるように、裏方のパイ生地作りも、「田舎体験で、美味しいピザを食べて来たよ~!」と声がもっと届くように、工夫していきたいです。

亀裂は、今後の余震を想定して修復はしませんが、古民家のピザ窯でのピザ焼き体験は、今日、再開しました!

新しいピザ窯で、田舎の里山の四季の景色と一緒に石焼ピザパティー楽しんで下さる事をお願い致します。

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古民家のキウイが新生ピザ窯の脇役ですが、雹(ひょう)や巨大地震に負けない自然の回復力と雨の中の修復を終えたピザ窯が仲良く、活躍して欲しいです。

(古民家のピザ窯の補修は、蛇紋石を大理石の上に乗せて石焼ピザ窯に変り、香ばしくて大きなピザが一度に3枚焼ける様に仕上がりました!)

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YouTube: 春だったね (高画質)