木工屋CAN(俗楽坊勘介)

福岡赤村
草木染木工CAN工房
JAZZカフェ 風の杜(水休)
0947-62-3277
焚き火と外飯

いたちの恩返しか?それとも狸の、、、?

2010-12-07 19:29:20 | Weblog
朝、外にでると小雨が降っていた。
休みの前日というのに今日は暇だろうなぁとガッカリ。
10時過ぎ、携帯がなった、開けてみると従姉妹の息子からだ。
「おいちゃん、鹿を獲ったきやるばい、取りにこんかい」
「おお、いくいく、すぐ行くぞ~」
従姉妹の家は隣町で専業農家をしている。
営農という共同農場を鹿や猪が荒らして数百万円の損害だそうだ。
広い農場なので鉄砲は使えないので「くくり」という罠で獲っている。
ワイヤーの輪さにバネじかけで足を締めつけるのである。
その輪を踏まないとかからないのだがその輪が直径10cmくらいだ。
輪が広いとせっかく輪を踏んでも外れることが多いらしい。
獣道を見つけ、鹿や猪が確実に踏むポイントを探し、仕掛けるのだ。
「右足をかけるか、左をかけるかできるばい」というから凄い。
4人でそれぞれ仕掛けているが、9月から合計38頭獲ったそうだ。
普通は狩猟期間外だが害獣駆除がでている、それほど被害が多い。
最初は食ったり、売ったりしていたのだが農業が忙しく配っている。
ものすごく広い農場を迷いながら現地に到着した。
鹿を見て驚いた、でかい、でかすぎるではないか。
「おいちゃん、75kgは確実にあるばい、80kg超えちょるかも、、」
80kgはありそうだ、オイラひとりで裁けるのだろうか?
どうやって吊るそうか?まずそれが問題だ。
抱えるのは無理だから滑車で吊るしかない。
鹿を積み込んでもらい隣町のホームセンターで滑車を買う。
途中、マイフレさんの家に寄り鹿を見せる。驚く。
戻って、滑車を取り付けたが一人ではあがらない。
雨で仕事を休んでいる友人を呼んで手伝ってもらう。
お店は臨時休業して2時間かかってようやくさばいた。
肉はまだ温かく、腹の中はポッカポカだった。
頭、内臓、足先4本、皮を除いた残りの肉がが47kg。
さぁ、この肉をどうするかが問題だ、楽しい悩みだねぇ。

さばきながら考えた、いたちの恩返しだろうか?
650gくらいのいたちが80kgの鹿をくれたのだろうか?
従姉妹の息子はタバコをやめて太って狸みたいだったが、、、、。
どっちにしても、感謝、感謝だねぇ~」

画像
鹿は軽トラックの荷台の長さあった。
鹿の剥き身、ウチワと比べると大きさが分かる。
鹿の珍宝と金玉(これはオイラが食うのだ~)

58歳にして思うこと。

2010-12-05 21:06:23 | Weblog
ただ今58歳、健康です。
おかげさまでいろいろ経験させていただきました。
ジェット気流に乗り俗世間を見下ろしたこともありました。
エァーポケットにはまりストーンと落ちたこともあります。
方向音痴なもので紆余曲折もしました。
何事もよい経験です、感謝しております。
酸いも甘いもしょっぱいも分かるようになりました。
手に入れたものと同じくらい無くしました。
思えばあきれるくらいの無駄をし粗末にしました。
良くない友人知人は勇気を持って捨てました。
今いる友人知人は素敵な私の宝物です。
導かれ、助けられ、育まれています。
困ったときは神頼み、自業自得は自分頼みです。
平生往生が一番だと今頃気づきました。
奢らず謙虚で親切でありたいと願っています。
亀の甲より年の功で最近浮かんできた言葉。

「良いときは反省を探し、悪いときは感謝を探す」

「勤勉、勤労、奉仕、感謝」

自戒を込めていつも口にしています。
いつまでも前進進歩したいものです。

総天然色だ~!

2010-12-03 18:38:29 | Weblog
オイラが幼い頃は白黒の反対は天然色と言った。
今じゃカラーと言う、カラーの反対はモノクロだろう。
風の杜(我が家)には坂道が二つある。
最初の坂の横にモミジが沢山植えてあり坂道は赤い絨毯のよう。
次の坂道の横には大きな銀杏の木が4本あり坂道は黄色の絨毯のよう。
こういうのを天然色と言うのだ。


先日罠にかかったいたちは飼おうかと迷ったが、逃がした。
うっかりして「恩を忘れるでない」と言うのを忘れた。
まぁ、いいか、今度は何がかかるかなぁ。

アレやコレ、いろいろ来ています。

2010-12-02 18:55:59 | Weblog
同級生が布地を軽トラック山盛り(ロープをかけるほど)持ってきた。
150cmくらいの長さの紙のパイプに巻いてあるもの何十本。
奥さんが縫製工場をやっていて、縮小のため工場の引越、
仕事をくれるメーカーが変わるため以前の布地は使えない。
「カンさん(俗楽坊)のところに持っていき、使ってくれるやろう」と
奥さんに言われ持ってきたそうだ。
以前オイラがミシンを使ってランチョンマットやコースターを作っていた、
もちろん遊びだが、、。それを奥さんが褒めてくれたことがあった。
それにしても、厳つい男のところへ布地が来るとは(笑)
高級婦人服メーカーの受注だったので布地は良いらしい。
布地のほかに糸がダンボール1箱(色違い)
3cm幅くらいのリボン状のゴムの巻いたもの1箱。
10cm幅くらいのレース1箱。
「置くところがあるからまぁいいけどね、新しい遊びを考えよう」(爆)
それを友人母娘に見せた、それを福岡市内の友人に話したそうだ。
それを聞いた福岡市内の友人(スピリチュアルな人)が言うには。
「それは布石です、御影石が来て布が来て、、」だって。
そういえばそうだなぁ、やはりスピリチュアルな人は凄いと感心した。
この布も狸の恩返しだろうと思い、また罠をかけた(欲張)
今朝、罠を見ると扉が落ちている、が、中には何もいないようだ。
おかしいなぁと行ってみると、何と、なんと「いたち」がかかっていた。
田舎に住んでいるがこんなに近くでいたちを見るのははじめて。
近づくと「チャッ、チャッ」と声を出して威嚇して飛びかかってくる。
歯もむき出す。狸とは問題にならないくらい獰猛だ。
でも、可愛い、飼おうかなぁと悩んでいる(笑)
いたちも恩返しをするかなぁ?(笑)
まずは飼えるかどうか生態を調べてからだネ。
楽しみがまた一つ増えた、田舎バンザ~イ!

いたちはチョロ、チョロ動くので撮影が難しい。
画像の何倍も可愛い!

2頭貰った猪の1頭の剥き身