ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

データの海に飛び込む…

2013-10-02 20:55:06 | NewsPaper
今朝は雨がたっぷりと降っていましたが
午後には上がったようですね
虹もかかっていたところもあったようで
それは見たかったですね


では、本日の日経産業新聞から1面からこの記事をピックアップ
『【記者がトライ】
 データサイエンティストになってみた ㊥
 データの海に飛び込む
 予測と現実 一致に感激』

昨日に引き続き、日経産業新聞の記者が
データサイエンティストにチャレンジするこの企画

今回は、NECでのデータサイエンティスト修行

課題としては
「NECの事業所群の使用電力を、1カ月にわたり1時間単位で予測する」
というもの

昨日も書いた通り、1ヶ月分の未来を1時間単位で予測する
それは冷静に考えても大変な予測になります

まずは解析をするためにはデータが必要になります
NECの先生役の方に必要なデータを聞いていく
という流れとのこと、それも他人に頼らず自分のアタマで
必要なデータが何なのかを考えて聞くわけです

だからといって、考えた結果から欲しいデータを要求してみても
そのデータが必ずしもあるわけではないようで…

基本的な本質的なデータこそが必要であって
そのデータをグラフ化して傾向を観察するのが重要のようです

そこから、未来を予測する計算式をつくって
解析ソフトを使って計算するわけですが
それも一筋縄ではいかないようです

様々な種類のデータを反映しながらやっていても
ある程度のところからはあまり変わらず
そこから場合分けを使って別の計算式を用意したり…


ということをイチ業界新聞の女性記者が
やってみているというのはある意味スゴい話です
これらの仕組みをシステム/ソフトを開発して
解析することをソリューションにしている
ITベンダーがあるというのは冷静に考えればスゴいハナシです


記事の最後では、NECの方に、ちゃんとした
データサイエンティストになるために
必要なことは何なのかを聞いています
それは「場数」だそうです…

って、どんな仕事でも云えることではありますが…
データサイエンティストとしても場数…
大変な仕事ではあるなぁと思うと同時に
より正確な未来の予測をつくるというのは
やりがいのある仕事ではないでしょうか