ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

介護施設 IoTで見守り 温度や扉の開閉検知 遠隔から状況把握 コアスタッフ…

2015-11-12 21:36:39 | NewsPaper
IoT関連サービスと介護業界の結びつきが強くなっていると
最近の記事を見ながらよく感じます


本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『介護施設 IoTで見守り
 コアスタッフ 温度や扉の開閉検知
 遠隔から状況把握』

半導体・電子部品商社のコアスタッフが
屋内の人の移動や扉の開閉を検知するシステムを
発売した
という記事

って、これは端的な表現ですが、詳細を書くと
複数のセンサーや光で発電する通信技術を活用し
あらゆるものをネットにつなぐ「IoT」の環境を構築

カメラを使わずにリアルタイムで遠隔から状況を把握でき
介護施設での高齢者の見守りや工場の稼働状況監視などの用途を
見込んでいるというもの

「見守りIoTシステム開発キット」と呼ばれるこのシステム
温湿度や人の存在、扉の開閉を検知する3種類のセンサーなどで構成
各センサーからの情報は無線通信を通じて最終的にクラウドなどに集約

http://www.corestaff.co.jp/new/info/2015/11/enoceaniot-1.htmlより

センサーや無線通信には、照明の光を電力に変換する「環境発電」という技術を利用
電源を用意する必要がないため、新たに配線を引いたり電池を交換したりする手間が軽減できる
なお、センサーのモジュールや無線通信技術はロームによる供給


このブログにおいても、介護施設などにおけるIoTに関する記事はいくらか取り上げてきました
今回の記事は、専門商社によるサービスということから、関係のある企業の技術やサービスを
フル活用すればこのようなことができるという顕著な例と云えます

それだけ、それぞれの分野や業界における成長を見込むことができ
それらを結びつけるサービスは今後も改良を重ねながら
次々と世に出てくるのではないかと考えます
それは、他の分野や業界でも同様のことでしょう

なお、この開発キットの価格は、クラウドの年間利用料を含めて39万8000円
初年度に100セットの販売を目指すとのこと
担当者向けにサービス内容を重視して営業しながらどこまで数字を伸ばせるでしょうか


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