ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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青山からだのクリニック、疲労「見える化」…

2013-10-04 23:46:48 | Weblog
今日は夕方からの急展開におののくばかり…
されど今夜や明日は先約がありましたので拒否
というわけで次にやってくる大型案件の担当と相成りました…


では、本日の日経産業新聞から5面のデジタル・サービス欄からこの記事をピックアップ
『【IT×経営 フロンティア】
 青山からだのクリニック、疲労「見える化」
 治療効果 数字で裏付け』

はり・きゅうなどの診療を行う
医療法人愛燦会青山からだのクリニック
ストレスや疲労度を測定する
クラウドシステムを活用した計測器を
利用しているとのこと

専用の白い測定機に両手の人差し指を差し込めば
中に埋め込まれているセンサーから交感神経の働きについて
測定を行い3分後には接続されたノートPCから
顔の表情の絵を用いた疲労測定結果が表示・印刷
されるというもの

これを治療前後での比較を行ってみると
治療の効果が実感できるという
成果が出ているそうです


このシステム「疲労・ストレス診断システム」を
開発したのは日立システムズ

当初は東日本大震災後、被災地の人たちの感じるストレスの状況を
簡単に把握できるシステムがあればと考えて
関西福祉科学大学の倉恒弘彦教授と共同で開発し2月から販売を開始したとのこと

当初は企業に設置しての利用を想定していたようですが
実際は医療機関からの問い合わせが多かったそうです

青山からだのクリニックとしては、はり・きゅうなどの
東洋医学を取り入れてはいるものの、客観的な効果のあるデータを
測定できないという課題があったとのこと

その課題に対してこのシステムが最適と判断したわけですね
これぞ、まさしく医療に対してのITソリューションの真骨頂
といえるのではないでしょうか

日立システムズとしてはこういった事例から
医療現場での多様な活用方法を模索しており
2016年までに60億円の売り上げを目指すとのこと


この【IT×経営 フロンティア】の非定期連載ですが
これまではどちらかといえばユーザー企業様の記載が多めの記事が
多くされていましたが、今回はITベンダー側のコメントも多く
興味深い内容となっておりました
次回の記事ではまたどんな事例が掲載されるのか
今から楽しみのある限りです


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