ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

トーン音が役に立つ…

2012-04-11 19:53:25 | NewsPaper
こんばんは ぐっちょんです

今日は雨が時に優しく時に激しく
降っております
とはいえ、気温は1ケタにならず
過ごしやすい気候となりました


さて、本日の日経産業新聞から、5面のデジタル・サービス欄からこの記事をピックアップ
『トーンコネクト
 トーン音でサイト開く
 スマホ向けアプリ提供
 コード照合でフィッシング対策』

スマホ向け技術開発を手掛けるトーンコネクト
電話のダイヤル(トーン)音を使って
ウェブサイトのURLデータを伝達する技術を開発したという記事

トーン音は情報を伴った信号なので、この技術は
古くて新しい技術といったところでしょうか

仕組みとしては以下の通り
①発信者のスマホから、送信するウェブサイトのURLをサーバ側に送付
②サーバは対応するコード(音声の元データ)を発信者のスマホに送付
③発信者のスマホは専用のアプリでコードをトーン音に変換
④発信者のスマホは受信者のスマホに対してトーン音でコードを伝達
⑤受信者のスマホはサーバ側に受信したコードを送付
⑥サーバは対応するURLを送付
⑦受信者のスマホはウェブサイトを表示


これは、まさしく、デジタル⇒アナログへ変換とアナログからデジタルへ変換
していて、仕組みとしては、そんなに真新しいことはしていません
スマホアプリを活用しているのが現代的といえるところでしょうか

では、この仕組みがどういう意味合いがあるかといえば
⑥の手順の際に、サーバー上のコードと一致する場合のみ
対応するURLを送付するということから
フィッシング行為に対して防止できると考えているそうです

完全に防止できるかなと疑問には思うのですが
まず第一の対策としては有効といえるかもしれません


このアプリを使用して、まずはニッポン放送と共同で
ラジオ番組内でトーン音を使った割引クーポンの配布を計画しているそうです

発想としては、十分におもしろいと思います
あとはどれだけ活用されるかと共に
どれだけ精度を維持してサービスを提供できるかと感じる次第です


最新の画像もっと見る

コメントを投稿