ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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【週末版】叩き上げのタワレコ社長…

2012-10-07 21:12:24 | music
こんばんは ぐっちょんです

今日はゆるりとお出かけ
昼下がりからはゆったりと
秋葉原から上野・ソラマチ経由で
自宅まで散歩しておりました


今回の週末版は、昨日自宅に届いたこの雑誌をピックアップしてみました
日経ビジネスAssocie 2012年 11月号

私のコメントや記事を掲載して頂いたりとお世話になっているこの雑誌
定期購読をしているのですが、2営業日前には出荷されているのか
10日の発売日よりいち早く読むことができます

今回の特集は
【超決定版!手帳術2013】
ですが、あえてこの記事はとりあえず
この記事を取り上げます

【Keyperson Interview
 嫌いな仕事も、「好き」になるまで努力すべき
 嶺脇 育夫 タワーレコード社長(45歳)】

今注目の人物、主に社長のインタビュー記事がよく掲載されている連載記事ですが
今回は知る人ぞ知る注目すべき名物社長です

私自身がこのタワレコの社長を認識したのは
ポップカルチャーのニュースサイト、ナタリーの記事でした
この社長、あることをきっかけにアイドルにはまり
自他共に認めるアイドルオタクだったということ
遂にはタワレコ発のアイドル専門レーベルまで立ち上げたほど


インタビューの内容は、タワレコで店員として働き始めて
社長になるまでの話が中心になっています

店舗での店員から新店舗への異動願からバイヤーとなり
心斎橋店・新宿店での店長を経験し、本社勤務となり
昨年に社長となられたというお話

各店舗において、各店舗の現場においてでなければ
把握できないお客様の幅広いニーズを大事しているということ
タワレコ愛好家の私としては思わずウンウンと
云わざるを得ない非常に興味深い内容になっています

これは社長になった今でも変わらないということが記事からわかります
CDショップを運営する会社を経営するというのは
通常の会社運営とは異なるということです

効率化・合理化を求めてしまえば、全国的に画一的な店舗
しか運営することができず、こだわりを持つお客様にとっては
とてもつまらないことのように感じます
それをやってしまっている某大手店舗チェーンは
やはりつまらない印象があり基本的に購入意欲が湧きません

タワレコの場合は、現場に判断を委ねている店舗が多いように感じます
それによって、たとえ店舗においている商品が同じであっても
どの商品・アーティストを取り上げているかが微妙に違い
結果的に店舗に対する印象が違ってきます
それを良しとしているのがタワレコらしいといえるのではないでしょうか

また、タワレコを好きと云える理由としてあるのが
商品についてくる特典や店舗で開催されるインストアイベント
これがあるからタワレコで商品を買うのが楽しみになります
これは地方の某小規模チェーン店でも真似をして売り上げを高めていることが
以前の日経ビジネスにも掲載されていました

あと、ここ数年で起き始めているのが
店舗からアーティストを掘り起こして全国的な人気に高めているということ
以前はどちらかといえば、雑誌やインターネットでアーティストを
知るということが多かったのが、店舗で知らしめると現象があります
これはスゴい聴き耳を持つバイヤーがいるからではないでしょうか

とタワレコのことを書き出したらキリがないので
この辺にしておきます


最後に、嶺脇社長の持論を
“「好きじゃない」とか「興味が持てない」という仕事も
 「努力すれば、好きになることもできる」”

私自身もしんどい仕事が続くと、嫌にもなりそうですが
絶えず努力し続け、その仕事のおもしろさに気づいて
その仕事のプロフェッショナルになり続けていきたい所存です

興味深いインタビュー記事を掲載頂き、本当にありがとうございます


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